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 お天気の話04:天高く馬肥ゆる秋

 台風の当り年です。統計からすると3/28が台風の上陸率なんですが今年は早くも7/18ですね。天災も多く地震や土砂災害、風の被害も多いようです。
 異常気象なんてうわさもあるようですが、新聞のコラムを覗き見(電車で隣のおじさんのを)したんですが最近の傾向は2年周期で大きな変化をしているそうです。去年は冷夏、今年は猛暑。数年前から調べても大体そんな傾向にあるようですよ。
 それじゃあ本題。秋です。"天高く馬肥ゆる秋"というように秋は空が高く見えますよね!空が高く見える状態というのは晴れていてなおかつ空気が澄んでいる状態なんです。その秋の晴天は移動性高気圧によってもたらされるものなんです。
 春も心地よい天候に恵まれます。それも移動性高気圧によるものなのですが、春は空が高く見えるということは無いでしょう。なぜなのか?
 移動性高気圧には、"前面は晴れるが後面はくもる"といった特徴があります。春には発達しながら入ってくる移動性高気圧が入ってきます。前面よりも後面の期間が長くなります。しかし秋は衰弱しつつある移動性高気圧が入ってくるためにやや、前面に入る期間がながくなるのです。
 それに春は雨の少ない冬の後の季節となるので、ホコリのたちやすい状態です。それとは逆に雨の多い夏を越えた秋ではホコリのたちにくい状態となり空がキレイに見えるというわけです!
 今年の季節予報では平年並か若干気温の高い日が続くようですね。いい秋をすごしてくださいね^−^


2004年09月08日(水)
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