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思い出が積みかさなってしまう - 2004年09月19日(日)




今日は、昨日子供と格闘したおつりに苦しみました。
ただの全身筋肉痛なんですが、生理痛と重なってだるい。
昼近くにおきて、ちょっとパン齧ってはウトウトし、
お昼を食べては夕方まで眠るという、まっとうでない一日。
精神的にもローテンションで、彼にメールを送ったのが夕方という体たらく。

しかし、彼もローテンションらしく、メッセンジャーで話をしていても途切れがち。
お互いにPCの前でぼーっとしている無為な一日だったかも。

こんなんだったら、会いに行けばよかったと思った。
そして、一緒に暮らして、もっと傍にいられたら、
もうちょっと素敵な一日になったのかな、と少し夢を見てみた。

私は彼と結婚する気はないのだけれど。
それは年齢差や、親の反対や、私の将来設計と、彼に感じている物足りなさ故なのだけれど。
でも、彼の暖かさや優しさや、与えてくれる安心感と安堵は今確かにかけがえのないものだと思う。
(彼に感じてる物足りなさは、「熱(パワー)」だと思う)
(物事を改善していこうというパワー、人生への情熱、そういった私が感化されたい「熱」)

それでも彼と付き合い始めて十ヶ月、怖いことに気づいてしまった。
彼と一緒にいたい、と思い始めていること。
たかが十ヶ月を二人で積み重ねてきたのに、一緒に見たもの感じたもの一つ一つがとても愛しく感じられること。
つまり、このまま時間を積み重ねてしまったら、私は彼から離れられなくなるんじゃないか、と。

私にとって結婚って、思い出を積み重ねていく人を見つけることだ。
去年の夏は楽しかったね、おととしの冬はどこへ行ったんだっけ、
あそこで食べた料理は美味しかったね、あの時見た景色また見たいね。
友だちとは違う密度で、恋人よりも日常的に、
お互いの日々を重ねていく約束をすることだと思っている。

そこに親や親戚の介在は避けられないし、経済的な事情も深刻だ。
その点において、理性としては今の彼との結婚は考えたくないのだけれど。


このまま時を重ね続けてしまったら。
振り返れるだけの、語り合えるだけの思い出を積み重ねてしまったら。

それはそれで美しい思い出が重なってしまう気がするのだ。
それが怖くて怖くて仕方がない。
とりあえず逃げるために明日は家族ドライブに参加します。
(結局この三連休、彼には会わないという計画)




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