映画でイメージを脳にやきつけていく作業は、 感性を養える。 街を歩いていてもフラッシュバックのように 映画のワンシーンがでてくるときがある。 その時、私の周りは映画の世界に様変わりする。
その反面、小説は構築していく世界。 自分のペースで流れに身をまかせ、 言葉の魔術にかかる瞬間は、至福の時。
今日は、母のお見舞いに 新幹線でジャンヌ・ダルクを読み終わり、 カミュ「ペスト」を。 名作は、最初の一行から、引き込まれる。 「異邦人」とは違う文体で、もうひとりのカミュを堪能できそう。 気に入ったらフランス語で読んでみよう。
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