精神の水分を貪欲に求め続けている毎日。三島由紀夫「宴のあと」を美容院で読了。プライヴァシー裁判で有名なので、小難しいのかと思って避けていたが素晴らしい作品。押し寄せる波のように、最後まで飽きさせない。人物描写が明確で、登場人物のかづ、老人達、民衆と見事な絡み。栄華が朽ち行く様と諦観。かづの生きる活力。いい時間を過ごせた1日だった