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■ バレンタイン
先日、世間はバレンタイン一色でしたね。
チョコレート業界の陰謀とかいう話を聞いたことがありますが、 世の女性は陰謀につかまっている方が多いような気がします。 もちろん、私もそのにがっつりはまってます。
一般的な会社員男性はいくつくらいもらえるものなんですか?
私は「義理チョコ」という制度(?)を無くしてしまいと思います。
義理チョコ撤廃運動でも起こしてみましょうかね。
さて、そんなお菓子業界の陰謀とされる 彼と私のバレンタインも今年で4回目。
初めてのバレンタインは、気持ちの数だけ・・・と、 ナッツチョコをラッピングケースいっぱいにプレゼントしたのですが、 彼、食べきれずに冷蔵庫の中で腐らせてしまうという、 しょっぱなからショッパイ思い出のある私たちのバレンタイン。
2年目は・・・・・・なんだっけか? あ、インフルエンザでぶっ倒れて、 チョコだけもらいに(名目はお見舞いに)来た彼に くらくらしながらチョコを渡したんだっけ。
チョコは1個2〜300円する某ブランドチョコを詰め合わせて。 このときは、彼、高級チョコなのにも関わらず、 あっというまに食べつくしてしまったんですよ、確か。 しかも「中身がドロっとしててイマイチ」といいながら。 猫に小判。高級チョコは止めといた方が無難と学習。
3年目の去年は・・・・・・あ、このときも風邪引いてた(汗) この年は手作りチョコ(生チョコ)にチャレンジしたような記憶が。 確か、当日には作れず渡せなかったです。そんな記憶が・・・。 当日会うことはできたので「ごめんね。」って謝って、 後日渡しなおした記憶があります。
しかも遅れて渡したくせに、 普段お菓子作りなどしない私にとってチョコ作りはハードルが高く、 1番簡単そうなレシピの生チョコのようなものを作ったのですが、 彼はあんまりおいしそうには食べてくれませんでした。
・・・そんな、ショッパイばかりで、 あまり甘い想い出のない私から彼へのバレンタイン。
彼は生チョコ関係はあんまり好きではないし、 高級チョコとクランキーの差もあまりわからない。 でも「量」よりかは「質」優先。 でも私の手作りは不評(涙)
そんな過去3年のバレンタインをふまえて、 今年は、シーキューブのチョコケーキを用意しました。
しっとりと美味しそうなガトーショコラ。 (確か、バレンタイン限定品・・・なにゆえ限定って言葉はこんなにも甘美なの)
たぶん、これなら彼も喜んで食べるでしょう。
そんなバレンタイン当日。 激務の彼が仕事を終えたのは夜の1時半。
なのでまたもやバレンタイン当日に会って渡すことはできませんでした。
しかも、4年目にして当日会うこともできないだなんて・・・。
まぁ、去年は当日にチョコをあげれなかったので お互い様といえばお互い様なんですが。
そんなわけで、バレンタイン翌日。 やっと彼に会うことができました。
バレンタイン当日に会えなかったことでちょびっとスネ気味の私。
いや、仕事ってことはわかるけど、 イベント大好き人間的には好きな人には バレンタイン当日じゃないとダメな気がするやん?
まぁ、チョコなんてなくても 「大好きー。」 「チューしてー。」 「ぎゅーしてー。」 「抱っこしてー。」 と、愛の言葉は日々ささやいて(?)いるのですが。
以前の私ならカナリ拗ねてそうですが、 ちょびっと拗ねる程度で済んでいるのは 私も大人になったってことですかね。 いい歳した大人がそんなこと言うんじゃないとか言う突っ込みはイラネー。
彼の久しぶりの部屋は、相変わらず散らかっていました。
そんな散らかっている部屋のテーブルの上に おいてあるバーバリーの包みとハンカチ。高島屋の袋。
・・・これは・・・?なに?
『あ、それ。会社の事務の人にもらってん。 この間の忘年会の帰りに家まで送ったんのお礼やって。』
と彼。
ふーん・・・そう・・・お礼ね・・・。
彼もその辺で話すのをやめたらいいのに、
『それバーバリーやんな?』
『俺の財布見てバーバリーのハンカチにしたんかも知れんやんな?』
『それってすごくない?よく見てるよなぁ!!』
と誇張して言う彼。
ちなみに彼のバーバリーの財布は、 誕生日プレゼントに私が買った財布。 それまではバーバリーなんてブランド名も知らなかった彼なのに・・・(*-゛-)
つか、これって・・・つまり・・・・ バレンタインの贈り物やんね。
・・・何受け取っとるかーーー!!!!
私とはバレンタイン当日に会うことすらもできなかったのに、 なに会社の女性社員からは当日会ってハンカチもらって・・・ しかもめっちゃ喜んでる!!
そんなに財布と同じバーバリーのハンカチが嬉しいのか!?
そんなハンカチ、たまたま財布と同じだっただけで、 絶対狙ったわけじゃないよ!!(多分)
私が不機嫌な顔をしていると、 彼もその不穏な空気をやっと察知したらしく、
『いや、このくれた人、 40代の子供2人いる奥さんやから。』
と、フォロー。
ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅん。
いいけどね。べつに。 誰からチョコもらっても。
いいやんいいやん。喜んどけ。
つか、他の人からチョコもらったんなら、 私からのチョコは必要ないでしょ。
私も会社の男性社員にチョコくらい配りましたよ。 でも、チョコ以外のものは配らなかったけどね。
しかも会社のは、 ある意味「義理チョコ」ならぬ 「義務チョコ」になりつつあるし(*-゛-)
別に彼が義理チョコもらってきたことに怒ってるわけじゃないのよ。
義理チョコもらって、ハンカチもつけてもらって、 それを大いに喜んでる彼がムカつく(怒)
それに、ハンカチついてたら、 義理チョコか本命チョコか、 よくわからんところやん!!
そんなに嬉しいなら、 せめて、 私が見てないところで喜べ!!!!!
彼にもチョコ以外のものは用意してないけど。
コレは、彼に「お返しはいいよ。」って意味で 気を使わせないようにチョコだけにしてるのに・・・。
そうなんだ・・・彼は他にプレゼント欲しかったんだ。
でも、私がバーバリーのハンカチ上げても 彼は喜ばないと思うな。
・・・コレがマンネリ化?
書いてて、なんか泣きそうになってきた。
ふぅぅぅん。チョコもらったんだ。 しかもバーバリーのハンカチももらったんだぁ。
ふぅぅぅぅん。
他の人からもらったんなら、私からのはいらないね。
誰が彼にチョコなんてやるものか。 このチョコケーキは私が食べる!
彼には食べささない!!
不穏な空気を察知している彼。
彼『あの・・・・・チョコは?』
と聞いてくる。
私「・・・なにそれ?」
私が知らんプリすると、彼が珍しく過剰反応し、 しつこく「チョコは?」「チョコは?」と聞き返す。
それでも私が知らんプリを続けると、 「マジで!!!?」 と、本気で聞いてくる。
私が黙ってると、
『・・・ヤキモチやいてんの?』
と、ヒヤカしてくる彼。
・・・焼いとらんわーーー!!! (焼いてるけど)
・・・ホントにハンカチは40歳の夫子持ち女性なんでしょうね(−−;
と、疑いつつ、彼のしつこい「チョコは?」攻撃に耐えかねた私。
部屋に帰って着替えている最中の彼に、 袋の奥からチョコの箱を取り出して、
「チョコケーキです。大好きです。」
とわざとらしく告白しながら渡しました。
パンツイッチョウ姿で受け取る彼。
いや、パンツイッチョウの彼を見ても ドキドキすることもなくチョコを渡せてしまうので、 これも一種のマンネリ化なんでしょうかね。
ははん。だから他の女性からハンカチですか。 はははん。思いっきり拗ねっぱなしですよ。拗ねさせろ。
渡したタイミングはイマイチだったのかもしれないですが、 彼がチョコの箱を受け取ったそれは嬉しそうな顔でしたよ。
バレンタイン当日、仕事とはいえ会えなかったですが、 4回目のバレンタインチョコ(ケーキ)は 今までで1番美味しそうに食べてもらえました。
私も一口もらいましたが、すんごい美味しかった! これは大当たりのケーキです。
これで不味そうな顔して食べられたら、 私たちのイベントからバレンタインデーなんてイベントは 抹殺するところでしたよ。
いや、いっそバレンタインデーなんてイベントは この世から抹殺させたい。いや義理チョコを抹殺させたい。
上の方にも書きましたが、 そろそろ「義理チョコ」制度は 無くした方がいいと思うな。私。
いっそ義理チョコならば 「義理」ってチョコレートに明記したものを配って欲しい。
・・・つか、ハンカチつけて渡すのって義理なの? ハンカチくらいなら義理か?義理だよね?ね?ね?
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