** はは侍 **
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2005年03月18日(金) どれが私の生きる道?

♪近頃〜 わたしたちはぁ〜 いい感じ〜 っと!


姉3歳0ヶ月ちゃん、反抗期第2ウェーブ
やっとやっっとの収束です!!いやっほ♪
久々に育児の楽しい、いい感じが戻ってまいりました♪

昨年9月に反抗期第1ウェーブがあったのですが、
そのときは3週間程度で落ち着いたんですよ?
今回は1月からこっち、2ヶ月もの長きに渡っての戦いであったよ・・・。

まぁまだまだ完全に終結、というわけではないのですが、
ずいぶんと精神的ストレスが減りました。
ただただ毎日をいやいや消費して休日につなぐだけだった育児から、
ちっとは生活を楽しむ方向へ変われたかも。
さらば育児冬の時代よ!


今回の反抗期、ナニがつらかったって、
姉3歳の夜泣きが!
夜鳴きというか夜の咆哮?徘徊?なのですが。
こんなん周りに聞いても、驚かれるばかりだったのですが、
ようやく見つけたましたよ、同輩を!

井上きみどり著の育児マンガ「子供なんか大キライ!」文庫版6巻にて、
妹ケロちゃんが生まれたあとに、姉ポチちゃんが徘徊していました。
やはり子どもにとって、母をめぐるバランスの崩壊と再構築は
ものスッゴくでっかい問題だったんだなと改めて。
作者のきみどりも、2ヶ月くらい「上の子を愛せない病」に
罹ったりしながら苦戦しており、親子ともに
朋友を見つけた気持ちになりました。
私の場合、「愛せない」というより「逃げたい病」だったんだけれど。

この井上きみどりというヒト、結構好きです。
タイトルもアレだし、ちょっと偽悪的過ぎるところがあり、
反発する人も多いと思うけど。
「子どもがキライ!」というところからスタートした、
珍しい育児モノだと思います。
全編ホンネで、のた打ち回りながらも育児の山やら波やらを
乗り超えていく姿は、共感したり不本意に感動したりしてしまいます。
高野優が甘め系の極にあるとすると、
反対側の辛め系の極にあるというか。言っててよくわからんが。


でも、今回の反抗期でわかったのは、
ヒトって基本的に、誰かから認められていたい生き物なんだなー
ということです。
自分の立ち位置を確認したいというのか、受け止められたいというのか。

この幼少期の反抗期って、
ある日突然、急に子どものキャパシティがドン!と大きくなっちゃって、
昨日までは満足していた事柄が、今日からは全然足りない!と
なるから起こるのかなー?なんて思ったよ。
そんでもって足りないところを埋めたくて、じたばたするんだねぇ。
ハッ!それならよそよりひどい反抗期だった姉3歳は、
器のでかい人間なのか・・・?!(違)
ああでも、冗談でもそう思えるゆとりがあったら、
あんなに悩まなかったのになー!

ウチの場合は、妹0歳が生まれた前後で、
思っていたよりは姉3歳の聴きわけが良くて安心していたんだけど、
そのへんのモヤモヤも爆発したのかな?と。
当時、まだ姉は2歳なりたてで自分もあかんぼみたいなモンだったし、
そのときはうやむやになっていた感情が、
今ははっきりしてきたのかもしれないな。

解決策としては、よく言われることだけど、
ヤハリ多少のわがままには目をつぶり
スペシャルな「オンリーユーキャンペーン」を実施したことが
良かったなと思います。
妹ちゃんの出産後、依怙地になってハハの抱っこを遠慮していた姉ですが、
その辺も素直に甘えられるようになってきたのもマルです。


周りと比べても類を見ないキツい反抗期で参ったものの、
はじめて「育児=育自」と思えたかも。
この言葉大キライで、ケッ!とか思ってたんだけどネ。
来たるべき妹ちゃんの反抗期&思春期のネクストバトルに向けて
忘れないように記しておこう。


自分も子どもも信じること。
ビビッて腰が引けないこと。
人とくらべてムダに悩まないこと



1・2番目はなんかムツゴロウさんの心得みたいだけど。
噛まれても動物を信じる!みたいな。
私の場合、特に3番目を気をつけよう。
・・・なんだかコレ、大事MANにも通じるよネ!


♪負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じぬくこと
 ダメになーりそうなとき それが一番大事ぃ〜


全くだ!いいこというね、大事MAN! 
すべての道は大事MANに通ず!と言ってもいいかもしんない!(そうか?)
あとは親子とも気分転換だね!

「反抗期=大事MAN(ムツゴロウ)+気分転換」と。
絶対に試験で後悔するゴロ合わせみたいなわかりにくさですが、
オシ、復習終わり!


でもさぁ、認められたいのって、子どもに限らないよねー?
実はね、相談にのってくれた知人に反抗期の顛末を話し、
「私の考え方も変える必要があったみたい。」といったところ、

「でも、あなたのやり方はなんにも間違ってなかったよ?
 一生懸命にやってる育児に間違いなんてないんだよ?」


などといわれ・・・、あとでこっそり泣きました。
私もこんなに認められたがっていたのか!と自分でもびっくりだ!
育児も家事も、やって当たり前みたいなところがあり、
誰かに認められる種類のものじゃないからなぁ。
私の場合、ツマとかハハとかやってる自分のアイデンティティが
ぐらぐらしている部分がまだあり、
その辺の強化?が楽しい人生になるかどうかのカギになりそうです。


今、図書館の登録ボランティアの研修で、
週に1回読み聞かせの勉強をしているハハ、
遅くとも夏までにはデビューが待っています。
このへんも新しいポイントになっていくのだろうとは思うけど。
あとは園ママとしてのデビューも!コレは面倒くさいんだけど。


娘の反抗期問題のように、ストレートにはいかないと思うけど、
おいらもゆっくりと自分の生きる道を探していこうぢゃないか!
なんか久しぶりに自分に目が向いたな。


あ!庭の雪柳が今日咲いたよ!




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