** はは侍 **
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後追い真っ盛りの妹0歳ちゃん、 食事中もモチロン擦り寄ってきます。
母や姉2歳のイスの下をゴロゴロはいはいしながら、 かまって光線をびゅーびゅー出しているわけですが、 テーブルやイスの足で頭をぶつけることもしばしば。
こっちだってねー、鮭ほぐしたり、野菜をムリヤリ食べさせたりと 姉の食事の介助で忙しいんだから、ずっと見てられないんだよねー!
で、またしても頭ぶつけて号泣してるんで、 あちゃー!とかレトロな舌打ちをしつつ、 抱き上げてやるハハ。 定番の♪いたいの いたいの とんでいけー!をしていると、 姉2歳がめそめそ泣き出した。
いわく、
「いたいのさん、とんでいっちゃやだ〜!!」とのこと。
あのねー、いたいのはイヤでしょ? だからさっさと飛んでいってもらうの!と諭してみるも、 いたいのさんはいい子だ!自分もいたいのの国に行くんだ! というようなことをべそかきながら主張する姉2歳。
いたいのの国・・・! それは飛んで行ったいたいのさんたちが集う国なのでしょうか? やめなよ!そんな国に行くのは!!
思えば、姉2歳はセンチでリリカルなお子です。 なにかがなくなっちゃうとか消えちゃうということに対して 強い喪失感や悲しみを抱くようなのです。 例えば、川の流れに呼びかけ→「あたしも海につれてってよ〜!」 走る雲に涙し→「あたしも雲さんのおうちに行くのー!」 テレビ番組の演出なんかで、背景が消えちゃったりしても、 「うわぁ〜!なくなった〜!!」とか泣き叫んだり。 ろうそくとか雪だるまとか、消えてなくなるものも つらいらしいです。 なんなんでしょうね、コレ。 やっぱりハハに似ておデリケートなのかしら?
ということで、おデリケートなハハらしく、 今日はポエムで落としてみようかと。
【おセンチなキミへ 〜娘へ捧げるバラード〜】
泣かないで、娘よ。
いつかキミがもう少し大きくなり 言葉を上手に操れるようになったとき、 きっとそのさびしさは心の糧になるだろう。 絵画や文学や映画のなかで、 古今東西のおセンチちゃんたちの声を きっとキミは聴くことができるだろう。
時空を超えたおセンチ友達=おセ友。 それはキミの人生に 深みと彩りを与えてくれるステキな薬味だ。
だが、娘よ。 これも忘れないで。
「人間」は人の間にあるのだということを。 「人」という字は、ひとりではできないということを。 そして、「入る」という字もまた ひとりではできないということを・・・。
なんか中途半端なオチになってしもうた・・・。 というか、日記にオチをつけなくてもべつによいのでは?
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