そよ風


2006年11月22日(水) 助手席に座ってほしくない人

血のつながらない姉弟でも、いっしょに暮らしていると

なんとなく似てくる? シッポの動きが・・・

そういえば、ロンもやっぱりポット猫になってしまった。

狭くて暖かくて、気持ちよさそう・・・



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


車の助手席に座ってほしくない人のナンバーワン、それは姑なり。
まじめドライバーの私にとって、ちょっと危険な存在かも。

信号が黄色から赤に変わる微妙なタイミングでブレーキを踏む私の横で

「いける! いける! まだ行ける~ぅ!」と叫ぶは、我が姑なり。

無視して車を停止する嫁。

「隣の車、行ってるで!!」
「おかあさん・・あれは右折の車です。ほら、青の矢印がついてる」
「ふ~ん・・・」

そんな日は、それ以降もなぜか微妙なタイミングが続く。
その度に、姑は「行ける!!」「行ける!!」を連発。
赤に変わった直後でさえも、「行ける!!」

停止ラインで信号待ちをしている私に
「ほれ! 前の車、もうあんな所、走ってるで!!」

前の車はなんとか信号を通過できるタイミングだったけれど、
その後ろを走る私の車は無理だったんですッ!

一台でも前へ! 一円でも安く! 姑は典型的な、行け行けバアチャンなり。

しかし、この強さ、負けん気、嫁にとって悪いことばかりでもない。

ある日、後続の車に「ブッ! ブッー!」とクラクションを鳴らされた。
実は、私が強引な割り込みをしてしまったから。

姑は後ろを振り向いて言った。
「あの車、付いてくるで」
「おかあさん、この道は国道へ出る一本道やから」

でも、ずっと後ろが気になるらしい姑。
何度も後ろを振り返っては、「あの車、まだ、ついてくるわ」

(だから、ほとんどの車はこの道を走るのですってば!)

意を決したように姑が言った。

「なんか文句言うてきたら、私が出ちゃるさかい!」
「私が言うちゃるさかい!」

気の弱い(?)、か弱い(?)嫁のために
戦闘意欲をみなぎらせて、後ろを睨みつける。

でも、私の車が右折すべき交差点に到着。
後ろの車は何事もなかったように直進して行った。


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