そよ風


2006年10月04日(水) しっぺ返し

ちょっと涼しくなりました。

カーペットの下に潜り込むのが好きなロン。

すかさず、スーお姉さまがやってきました。

カーペットの上から、踏んづけ攻撃開始。

日頃の恨みを晴らしてやる〜。 まるで、しっぺ返し。

フニャー、やめて〜

しかし、そのまま大人しく引っ込むロンではありません。

ガブッ、スーのおしりに噛み付いて、反撃開始。

その後は、いつも通りです。
カーペットから飛び出したロンとスーの過激バトルになりました。

毎日、ようやるわー
でも、2匹とも、傷ひとつ無いんだから。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

「亭主の実家は、スープの冷める距離が良い」
そういう言葉を聞く度、「賛成! 賛成!」の私。

我が家の場合、亭主の実家との距離、約25キロ、
けっこう信号も車も多い道、スイスイ走って車で40分。
スープは、じゅうぶん、ぃぇなんとか冷める距離。
その恩恵を受けること二十年、
毎週土曜日だけが、主人の両親との逢瀬の日。
舅の運転する車で二人、必ず毎週やって来た。
舞台はいつも我が家。
その日だけ私はちょっとした演技派女優、平凡でマシな嫁役。

いつかは、こんな日が来るだろうとは予想していたけれど
今、舅は車を運転することができなくなった。
これまで、あまりにも忠実で優秀なおかかえ運転手だったせいで
姑は、タクシーはもちろん、電車に乗ることも考えつかない。
足腰が弱っているせいもある。

歩けば10分くらいでスーパーにも行き着くし、
電車の駅までは二百メートルくらいの距離なのに。

今では、医者に行くのも、日常の買い物も、すべて嫁が頼みの綱だ。
しかも、なぜか、いろいろな用事が発生して、
このところ頻繁に亭主の実家へ参上している嫁。
私のようなドングサイ嫁でも、あてにされることがあるのだなあー
複雑な気持ちの今日この頃。

ただ、今まで喜んでいたこの「スープの冷める距離」が
こういう状態になると、「もうちょっと近ければなー」と。

勝手なものだ。 長年この距離の恩恵を受けてきたが、
なんとなくシッペ返しを受けているような気分にもなる。

だからと言って、もし同居の話でも出ようものなら

「いいえ、いいえ、こんな距離、無きに等しいです!」
「喜んで、毎日でも通わせていただきますわ」

なんて叫ぶにちがいないけれど。

同居されているお嫁さん方には、頭が上がりません。


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