そよ風


2004年12月13日(月) 親善大使

先日のこと、義母がニコニコして言った。

○○ちゃん(私の娘)から、電話がかかってきたよ。
「おばあちゃん、誕生日おめでとう!って」

義母は、その度に言う。

みんなに(義母は友達が多い)、そのことを言ったらね、
「そらぁー、嫁さんがエエからやでー!」って、みんなから言われるんや。

義母も私もニコニコ、にっこり!

でもね、嫁の私が、この結婚三十年の間、
義母の誕生日を思い出したこと、何回あったかなー

よしんば、思い出したとしても、「おかあさん、お誕生日おめでとうございます!」
なんて、私が電話をしたら、きっと、腰を抜かすとまでは、いかないだろうけど、
「あんた、どうかしたん? 何かあったん?」と、言われてしまいそう。

もちろん、娘に「おばあちゃん達の誕生日には、お祝いの電話をしなさい」
なんて、一度も言ったことはないよ。

マメで、やさしい父親のDNAを受け継いでいる娘、
義父母や私の母の誕生日も忘れず、東京から、せっせとお祝い電話を送り、
帰省の折には、ちょっとした東京土産を買ってきて、
年寄り達を喜ばせてくれている。

のんき嫁の私は、この若き親善大使のお陰で、何の努力もせず、
ちょっと点数を稼がしてもらってるよ。

しかし、私のDNAを受け継いだ息子は、全く・・・薄情なヤツ。
ほんと、音沙汰のないヤツ・・・
でも、仕方ないかー。 
私に似ているんだから。


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