にゃも日記
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コフレが届いて幸せ気分、電話で中断。
ねるが働いていた会社の、同僚だと名乗る女性と会って、今帰ったところ。 ねるの携帯を見て電話してきたらしい。 ん?
面白そうなので会ってみた。
藤田朋子みたいな顔の、多分、私よりは若い子。 大人しそうだが、地雷だな。大人しいけど斜め上っていうか。 美乳そうな顔だった。見てないけど。
ねるが辞めたのは、朋子が原因だったこと、 ねるを好きで、ねるが辞めてから付き合いだしたことなど聞く。
一通り聞いて、それが何か、私には何も出来ませんけどというと、 もうすぐねるが別れようと言うと思います。 というので、 あなたにいうのか? と聞くと、怒った。
ねるとどこへ行き何をしたかなどを詳細に語りだしたので それはどうでもいいが、何故私に話すのか?と聞くと、黙った。
めんどくさいし、二人のことだし、あとは二人で決めてくださいというと、 また怒った。
なんなんだこの女は。 私がorzとでもなりゃいいのか。
とイラついてきたので、 結婚してるわけじゃないから他の女と遊ぶなってのもおかしいし 知らない=無いじゃないけど、知らなくていいなら知らないで良いし アンタも大人なんだから遊び方の弁えぐらいきちっとしたらどうなのかね
とやんわりいうと、別れないつもりですかという。
めんどくせぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!
別れたきゃ別れるんじゃないかな。 あなたに関係ある?ないよね。 で、さっきからグダグダ言ってるけど、要点を纏めてもらえる?
と、タバコなんかブカーっとふかして待ってみた。
朋子にも分からなかった様だ。
何があろうと私は関わってないんだから 二人で好きにすりゃいいんじゃないですか? 決まったら連絡ちょうだい。 繋がったらですけどね。
……あ、避妊はしなよ。
と、遠くを見つめながら言ってみた。
朋子が、「でも……」と、口を尖がらせて言うので、 中の人が、じゃかぁしいわボケェ!!!!と、思いましたが、 何が”でも”なの? というと、また黙った。
沈黙が続き、笑いをこらえきれなくなってしまった。 そしたら、また、何か可笑しいですか?と怒った。
なんかさっきからずっと怒ってんのねこの人ね。
に:いえ別に(おまえや)…ヒャッハッハッハ 朋:なに笑ってるんですか? に:バカだなぁと思って(あっ、言っちゃった) 朋:はっ?!どういう意味ですか?(憮然) に:いえ、(こんなんに携帯を見られるなんて)ねるってバカだなと。 朋:私はねるに「好きだ」って言われましたけど に:嫌いだっていいながらやる男はいないやね 朋:本気じゃないって言いたいんですか? に:私が分かるわけないだろ(笑) 朋:ねるを好きなんですか? に:今はねるをマヌケだと思ってますよ 朋:好きじゃないの? に:別にどっちでもいいじゃない 朋:別れようって言われたらどうするんですか? に:考えたことないな〜それはまだ起きてないし 朋:別れようって言いますよ、ねるは。 に:あなたにですか? 朋:(怒)……バカにしてんの? に:うーん。まーこの際だから言っていい? 朋:はい に:ねると二人で付き合いだしたんでしょ?私には関係ないから連絡してこないでもらえるかな。 朋:でも……。 に:勝手に付き合いだして今更私に何の了承が要るわけ? 朋:別れるんですか? に:”別れよう”とは、ねるが言うんだよね? 朋:そうです! に:まーそう伝えときますから。じゃ、そういうことで。
帰り際まで後味の悪い。
つーのを、もっとダラダラ長く長く、今の今までかかってやってた。 とんでもねー茶番劇な、これな。
何がイヤって、これから何か些細なことがあるたびに、 記憶の一端に朋子が登場するかもしれないってなぁ。
こっちが必死で働いてる間、ねるは遊んでおったのだった。 なんだろう、浮気とかそういうのよりも、 これから家庭を持つとかいう意識はあったのか? 口の軽い女と携帯覗く女は止めようとか思わないのか? 勝手にやっといて私に飛び火させてくんな。 やるなら隠し通せ。 お前一度死ね。 そんな熱い気持ちがハートにあふれまくった。
タクシーの中で、ねるのメモリを消して、メモリ登録以外拒否した。
ねるをたたき起こした。 ありゃ、どうしたんと纏わり付いてきたので、 「お休み中ごめんね、ところでトモちゃんて知ってる?会ってきたよ」 というと、ねるフリーズ。 寝ぼけながらも一気に目が覚め、アワアワとなっているらしきところ、 途中下車して待ってもらっていた、タクシーで脱出。
あーこれからどーしよどーしよ。 働いて、働いて、年取って、と思ったら、大泣きした。 ホンマにどうしたらええかわからへん〜!!! と、一人で泣いたのに、これからもっと泣く! 佳境!というときに、スーッと気持ちがさめて、 ほんとに冷静に、というか、平常時に戻ってしまった。 ヒックヒック、とかもなくて、心が、シーンと静まり返った。 まだ、大泣きの余韻は心の片隅にあったけど、残り香みたいな感じで、 明らかに、自分でもそんなはずないやろ!と、動揺したけど、 その動揺も、ものすごく水面下で、かすかに感じる程度だった。 やばい、これって泣き止んだ後に死にたくなる兆候なのか!と、 本気で少し一人でいる(誰も止める人がいない)のが怖かったのに、 その動揺とか泣いたこととかの気持ちは、無かったことになっただけだった。 衝動とかも起きない。「普通」に、戻った。
そして、これを書いている。
今回、忘れてはいない。事象を忘れたわけではない。 でも、なんか、人としての喜怒哀楽を、捨てているような気がする。 即席、無の境地。
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