金曜、帰れなかった。
チキンだと自覚した。

14時ごろ、さすがにもう頭痛がしてきたので、
ぶり返しちゃ敵わんと思い、一通り出来たから帰りますと言った。
そしたら、ヤマナカさんが、事務所に帰ってくるなり、無邪気に、
役所の文書申請とリスト作成頼むわ！と言った。

エッ？
今なんて言った？

事情を知っていた上司が、「もう盆休みちゃうか？」
ヨシカワが、「急がないなら休み明けでどうですか？」
と言ってくれたけど、山中さんは、
「いーや、あんな所は役所やねんから盆休みは無いやろ」
という。

電話してみた。
役所の人が出ちゃった。
「そちらのお盆休みは、何時からでしょうか？」
と聞いたら、
「あーいつもどおりですよ（笑）送ってください。」
と、爽やかに言われてしまった。

クッソー。

しかも、16日提出の書類の原稿を、福耳のNさんが送ってこない。
2度ほど催促し、夕方に届いた。大量にある。
自宅メールに普通に添付したら、個人用メール容量では足りないらしく、エラーで帰ってきた。
何メガという単位の、エクセルファイル。
2時間やそこらで出来るわけない。
持って帰ってやることにする。
家でやらんでもって言われたけど、それ以外ありませんがな。
間に合わんよ。

なんやかんやで、18時に終わった。

浴衣を納めて、まっさんに付け届けをして、今日のために寝た。

大人になってから、浴衣なんて着たことが無かったので、
何を飲んでも緊張して眠れなかった。
明け方には、すんごい変な夢を見て起きた。

>私の中の人が、ロンハーに出て、合コンをしていた。
>その様子が、放映された。
>ゲストは志村けんと、青田典子と、その他。
>マイクロバスの中で合コンをして、人気のない人から下車するということだった。
>私は男性陣の降りて欲しい人ワースト3に入っていた。
>それを知った私は、すごい暴言を吐きまくるの。
>私だって彼氏いるんだから！！どうだすごいだろ！！
>あんた等みたいなもんなんかペッペッペ！とか。
……イタタタタタ……。
>最後、出演者のところに「にゃも（本名）」と出てしまって、
>ねるに「ちょっと君、何なのこれ？」と詰め寄られる。
>でも私には本当にその記憶が無くて、必死に弁明する。
ここの気持ちが、なんかもうホントにリアルで、苦しくて、
夢の中では、本当に暴れてしまって家具とか破壊しまくってフォウ。
>もう外歩けへんやん…と、マジで凹む。ねるは去ってしまう。
>何なんだよロンハー。いつ出たんだろう。
>これからどうやって生活していこうか。と、真剣に考え込む。

何であんな夢見たんだろ。起きてホッとしたよ。


…で、用意して、軽く食事をとり、まっさんの美容院へ。
グイグイと髪を結い、しゅるしゅると着付けを進めるまっさん。
髪型も、ろくに決めずに行ってしまったのだけど、

まっさん：華やかがいい？自然がいい？
にゃも：自然でひとつ！
まっさん：自然ね、うんわかった。

と、出来上がりはお楽しみな15分。
コンセプトは、
自分で結ったのかな？と思うけど、いや自分では出来ないな
という感じの、ものらしい。
最初、ホットカーラーで全体をグルングルンにしたので、
なんかこう、キャバってるみたいになって、ハラハラした。

まっさんは、自分で着付けをして花火大会に行ったそう。
かっこええと、真剣に思った。
帯をぐるりと前に回して車に乗り、運転もしたとか。
「座席にもたれても、崩れない形に結んだから、車乗っても大丈夫だよ」
と、まっさんが言う。
何でもできるやん、すごいね！と感動していると、
いやいや、一応プロだからとクールに笑う。

ねるが来たので、移動開始。



着てみたかった。雰囲気を楽しんだ。
襟元とか、くたびれてしまってるのが、ああ…。
5時間ほど経ってしまっていた。

トータルで、8時間の変身だった。

花火は、遊園地の小規模なものになっちゃったけど、
大人ゆかたは、はじめての経験だったので、良い思い出になった。

まっさんに感謝。

これから寝て起きたら、仕事、頑張る。



　おまけ的
ここで小規模ながら、花火がありました。

今年で閉園なのかな。