まると久々に会ったらすっかりママになっていた。
あかちゃんは、たかくん。かーいんだなこれが。
喫茶店で話していたら、たかくんが途中で起きたので、まるが、おっぱいをあげていたんだけど、乳首をくわえたまま、向かいに座るこっちを振り返り見る。見る。見る。
まる、いででで！！と唸る。
飲まんのか！と、乳をしまおうとすると飲み出すけど、また見る。見る。
笑うでも無く、じ……。と。誰このおばさん、的。なんか怪しかったんだろうか、わたし。

一時的だけど胸が大きくなって嬉しい、と、まるは言ってたが、乳首の伸び具合しか覚えてない。余りにも、すごくて。
まるで弾力のある昆布飴のようだった。

だっこさせてもらうと、温かくて、小さくて、ずっしりしてて、ふわふわだった。毛もふわふわ。スキンシップ、いいな。
癒される。優しい気持ちになる。育てるって大変だろけど、確かになにかが変わるかも。

あんたも産みなよーいいよ子供は。
と、まる。ヨメなってからですがな。私はまだまだ先よの。マルコーなりそう。
親になった友達は、周りではまだまだ少ないが、五年後には、どうなっているだろう。

のりぼがアワビの彼と別れたらしくサッパリしている。湿っぽさゼロ。強い。ブラボー。