何故だか、猛烈に眠い一日。
眠いながら、掃除の神様が降りてきて、一気に片付けた。
スッキリした部屋で、昼寝が最高。
晴れてたら、なお良かった。

のりぼから、しっぽりお茶でもと誘いがあり、部屋にお邪魔した。
こないだのお礼も兼ねて、気になる店の気になるお菓子を買っていった。
喜んでもらえて、よかった。
いつ見ても、綺麗に片付いていて、ドライフラワーが飾ってあったり、
アロマオイルなのか、いい香りがしたり、女の子らしい部屋。

のりぼは、英語の勉強を独学で再開して、それが縁で、オーストラリア人の彼氏さんがいる。
写真で見ると、おっきな、スノーマンのような人なのだが、気は小さいらしい。
海外の人は、レディーファーストだよねか、思うのだけど、彼は違うのだと。

のりぼと彼が海外旅行へ行ったとき、彼女は長旅の疲れで胃腸の具合が悪く、
ホテルの部屋に入ると、ウェルカムフルーツがテーブルにあったが、
のりぼはそれに目もくれず、ベッドに倒れこんだ。
しかし彼は、「オー！フルーツだよ！」と、一人でそれを殆ど平らげてしまい、
のりぼが翌朝起きた頃には、しなびたようなバナナが1本しか残っていなかったという。
のりぼが怒って、ちょっとぐらい気を遣いなさいよね！！というと、
え？だって君にはほら、バナナがあるじゃないか・・・と、
何故のりぼが怒っているのか、わからない様子だったという。
だってだから楽しみにしてたのになんでアンタって人は！と、
言いかけて、あまりの理不尽さに泣けてきたという。
くだらないことで怒ってるのもバカみたいで、余計に泣けたんだよねと笑ってた。
確かに、彼女が旅先で具合が悪かったら、大丈夫か気になって、看病が先だよなぁ・・・。
ある意味ストレートな人なのかも。

今、彼のことは、わざとほったらかしているという。
と、いうのも、その後も何度か、同じように遠慮を知らない行動が、あったからとか。
んで、彼もそれをわかっているらしく、のりぼに、
「こんどアワビを取りに行くから、君に一つ持っていってあげる」と、言っているらしい。
珍しく、海鮮が好きな人なのだろうか・・・。
黄金伝説の、ハマグチェのように、潜って取るとか、とらないとか。
それはともかく、一つってなぁ・汗　たくさんとったら、たくさんあげなよなぁ。
べっつに、アワビ、いらないんだけどさぁ〜、と、半笑いの、のりぼ。
ほのぼのとした、人たちだ。

のりぼが、呼んでいた客とは、10年来の友達を終了した、Kだった。
共通の友達では、あったけれども・・・頭真っ白になった。
アンタ、またねるにどう言おうか考えてるね？と、のりぼに言われ、ドキリ。
というかよ、のりぼ。何だねこの企画は？？