Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2010年03月18日(木) |
We may not be here tomorrow |
4日前のiPodの「やたらと渋い」中身とは。バドカン、BBA、ブラインド・フェイス、CSN&Y、Dr.フィールグッド、フォガット、サヴォイ・ブラウン、ゼム、スリー・マン・アーミー、トラフィック、ヤードバーズ、等々。 とても自分のiPodとは思えない。選曲した時、具合でも悪かったんかな、私。 一方これが全部、自分の所有音源だというのも凄い。「データ音源」というのは、戴いたり拾ったりが簡単なので、もはや自分が何を持っているか全く把握しておらず、思わぬものに出くわすことも多くて、それはそれで楽しい。 今回は、ニッキー・ホプキンスが意外といけるなというのを発見した。
本日もiPodが4日前のままなのである。仕方なくシャッフルにしておいたら、渋い曲の間に、いきなりがつんとかっこいいイントロが。バンド名を見ればレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。渋い面々の中で飛びぬけて異質だ。・・・そうか、このiPodの中身は、何も渋いのを選んだわけじゃないんだな。普段あまり聴かないのを中心に選んだのか。 そう、私はレイジを全然聴かない。だってラップが身震いするほど嫌いだから。 ラップどころかファンクも嫌いという私がレッド・ホット・チリ・ペッパーズに惚れ込んだというのは、だからこそレッチリの凄さの証明だと思う。私はレッチリのファンが普通は好きなバンドを殆ど聴かない。元々ロックをジャンルでは聴かない。但し、「音楽」という大きなジャンルの中では、ロックとクラシックしか聴かないが。
iPodの中にザ・バンドを発見。おお、助かった。 ラスト・ワルツを聴く。どうして未だにロックファンの多くが、この世紀の大イベントを知らずにいるのかが不思議でならない。ウッドストック? ワイト島? 全てこのコンサートに比べたら屁でもない。参加メンバーのあまりの豪華さだけでも価値があるとは思うが。 しかし何よりもザ・バンドが素晴らしい。 ザ・バンドは私にとって、奇跡であるビートルズに匹敵する唯一のバンドだ。ただ、「奇跡」という言葉は全く相応しくない。ビートルズは、ジョンとポールが出会ったことが全てだと思う。でもザ・バンドは、きちんとした筋書きを持ったドラマで、それを書いたのは間違いなくロビー・ロバートソンだ。
今日は、ひどい目にあった。書かないけど。そう。またあれ。最近ちょっとひどくなってきて、今日のは特にすごい。 外で授業をして今から帰るけど、多分そしたらまた始まるだろう。 そういう駄目な精神状態にあって聴けるものはそう多くはない。 ザ・バンドは、少なくとも今は聴ける。 死んだリック・ダンコ、生きているガース・ハドソン、死んだリチャード・マニュエル、生きているロビー・ロバートソン、生きているけど癌でもう声が出ないリヴォン・ヘルム。 ザ・バンドの音は、どこかに死の影がある。ラスト・ワルツの"Stage Fright"はものすごい緊迫感だ。リックはまるで死を覚悟しているように歌う。ガースのキーボードがその不安の上から覆いかぶさってくる。
We may not be here tomorrow (誰でもいつ死ぬかわからない) *Get It While You Can / Janis Joplin (1970) の歌詞。
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