Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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2009年06月09日(火) |
Not a Penny More, Not a Penny Less |
5日前に、永井淳という翻訳家が亡くなったらしい。どこかで聞いたような名前だな、何か訳したものを読んでるかな、とネットで調べたら。 あるわあるわで。 ジェフリー・アーチャー13冊、スティーヴン・キング4冊、ロアルド・ダール3冊、アガサ・クリスティ2冊、ハリイ・ケメルマン1冊、ディクスン・カー1冊、合計24冊を読んでいた。
ふと本棚を見れば、今から読もうと思っていたコーネル・ウールリッチ著「運命の宝石」の訳者がやはりこの人。
翻訳は半ば創作作業だと思いつつも。24冊もこの人の日本語を読みながら、私はその時アーチャーをキングをダールを読んでいるつもりでいたのであり、そう考えると翻訳という作業は労多くして引き合わないなとすら思ってしまう。 己を殺してアーチャーをキングをダールをそのまま再現することこそ翻訳の使命と言えばそうかもしれないが。
私は、アーチャー、キング、ダール、クリスティは、そのうち原書で読むようになった。わざわざ英語で読もうとまで思わせたのは訳者(永井淳訳以外にも多数読んでいるが)の力でもある。しかし訳のおかげで訳本を読まなくなると思えば、これも何だか考え込む話だ。
Not a Penny More, Not a Penny Less (少しもたがわずそのまま) *Jeffrey Archer'の著書 (1976) *私が初めて読んだジェフリー・アーチャーの小説。永井淳訳。
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