Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2009年05月28日(木)  エスケイプ

昨日つまらないトラブルがあり、真夜中にON(g)に「軽く死にたい気分です」とメールしたら、がつんと励ましてもらった。単なる褒め言葉も勿論嬉しいが、「今度何か一緒にやろう」ってのが何より有難い。弾いてくれるってのが。

それでかなり気分が持ち直したが。今日の明け方にハニー(drs)からメールが来たので「軽く死にたいの」と明るめに言ったら、「軽く死んでるよ」という返信。ああ、今そっちメチャクチャ忙しいもんねw

私は落ち込みやすいし、極端なので。すぐ死にたくなるんよ。でも、2004年の夏以来、私の「死にたい」は、「でも死なないけどね」とセットになった。
小学生の頃から、身近に自殺が多くて。「例」を見せられるたびに、自分もいつかアレが出来るかな、と考えていて。多分いつかやるな、やるだろうな、と思っていたんだけど。
2004年に死んだ人は、私と実際の関りは一番薄い。それまでに死んだのは、隣に住んでいた伯父であり、仲のいい友達であり、親友であったが、彼は他人だ。
けれどその人が死んだ時、私は腹が立ったのだ。私が勝手に感情移入していたものを一緒に持っていかれたからだ。音楽を。
頭に来たけど、いないので、文句も言えない。
誰かに頭に来られるとイヤなので、私も死なないことにした。

しかし、死にたい気分にはなるのだ。で、死ぬ選択肢があった時は、そのことを考えるのがいわば「現実逃避」になっていた。何かあったら死ねばいいと考えるのはラクだ。なのにそれが閉ざされているとなると。
結構、じわじわとボディに来る辛さがある。

まあ、昨夜のはかなり軽くて、まさしく「気分」だったので。今朝にはすっかり現実的な態勢に切り替わり、おかげで今は充実した感じすらある。

今の私は、実はたったひとつだけ自殺の可能性を残している。―――年を取って一人で経済的に行詰った時。もしもそうなったら、その時は本当に死んでやろうと思っている。
筒井康隆の「敵」は、恐ろしい小説だった。一人暮らしの老人が、所持金が底をついたら死のうと計算して生きている話。
「私死にたい気分なの」なんていう遊びがどこにもない。

エスケイプ  *ZELDAの曲。(1982)



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