Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2008年09月26日(金) |
Don't ask me why |
CBSニュースによれば、サラ・ペイリンの支持率――特に女性有権者からのそれが急降下らしい。わずか18日間で47%→34%だとか。残念なことだが、全く意外ではない。 若手の女性でアラスカ知事という際立った人物を選んだマケインの機知は見事だと思ったが、しかし選ばれた人物がそれを受けてたつ器量に少々欠けていたらしい。爺さんは、欠けている部分なぞ自分が補えると思ったのだろうが、予想を超えた注目度だったということか。
元々がちがちの保守派なのだ。加えてブッシュと同じで進化論より創世記を好み(驚くなかれ、統計によればアメリカ人の51%が創世記を事実だと思っている)、地球温暖化は人為的ではないと発言する。突っ込みどころ満載なのだ。今まではアラスカという僻地で、その考え方で問題なくやってきたところへ、いきなり全国から注目を浴び、その(マケイン批判を含む)過去の発言までがいちいち取り上げられる。そして彼女はそれに対する準備が出来ていない。 なので、簡単に逆上し、うろたえる。 最新のインタビューでCBSのケイティ・コーリックに、「あなたが昨年までパスポートを取ったことがないのは、世界に対する関心の欠如のあらわれではないかと疑念を持つ視聴者が多いのだけれど」と言われただけで、もう"I'm NOT one of those who..."と動揺で声が裏返り、「私は大学を出たら親が世界旅行していらっしゃいなんていう環境にはなかったの。仕事と家庭の両立で忙しかったのよ。世界のことなら学校教育や本やメディアから充分学んだわ!」(訳は私のダイジェスト)と泣きそうな顔で早口でまくしたてる。ものすごく、説得力がないのだ。常に守勢にまわって言い訳をしている。
ヒラリー・クリントンは堂々と嘘をついて信用を損ねたが、サラ・ペイリンは必死で自分に筋を通そうとして信頼を失っている気がする。その信念はことごとく私と反するものの、見ていて憎めない人物であり、もう少し頑張って欲しい気もするのだが。 結局あの爺さんが、もうちょっと考えておくべきだったということだし、今現在もフォローが足りないのだよ。 (10/8up)
Don't ask me why (何でかなんて訊かないでよ) *Sarah / America (1977) の歌詞。
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