Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2008年02月02日(土)  Believe me, nothing is seen really. All's in the mind. See me, I am a lie, really

昨日の日記のタイトルは'sending out'だが。
これはポリスの'Message In A Bottle'のラストの歌詞から'S.O.S.'が抜けたものだ。
2002年と2005年の日記に記している、「世界に向けてSOSを発信する」の、その「SOS」が抜けた。
今も同じ気持ちで虚空に発信しているが。大きな違いは「助けてほしい」と思わなくなったことだ。どうせ誰も助けてくれない。
誰も、誰かを救うことなど出来ない。人間が生まれてくることに意味はない。こんな簡単な真実に直面出来る人間は殆どいない。それに直面しようと足掻くことにこそ生きる意味はある。
だからやはり。虚空への発信は大事だ。
ある意味、初心に戻るんだ。

kazuさん(g)からメール。色々あって、仕事を辞めてしまったらしい。
「十代の頃から2、3年ごとに心の状態のバランスを崩していたが、今回は一時的に社会生活を行う事が困難になってしまい、人前に出る事が苦痛になった」といい、「理解してもらえるだろうか」と訊いているが。*この話が同情を引きたいが為の嘘だと後日判明。

返信を書く。「私はねー、生まれた時から心のバランスがぐらぐらぐらぐらしていて。もーなんかもー、やってられっかって感じなのよーーー。いつか大人になったらこれがいい感じに安定するのかしら、って。ソレだけを期待して生きてるのよー。社会生活なんかはなっからアレなんで。だから会社員とかになれないの。人前に出るのも大変ですから。もー」

「自分がとても無価値な存在に感じる」というkazuさん。・・・あ、そんなの毎日ですとも。「どうせ誰も私のことなんか愛してないんだわ」は私の得意の台詞だし。
でもね。そんなの馬鹿なんだよ。そんなの特大の馬鹿なの。だって。そんなの間違いなんだもの。
私を愛してるひとはいる。親が、親戚が、友だちが、元ダンナが、私が死んだら大泣きする筈だ。この世に生きていて、自分が死んだら泣くと確信出来る人間が5人もいればその人間は非常に幸福だ。だって、人間は基本的に全員無価値なんだから。
kazuさんが神様のように崇めるジミー・ペイジも、西新宿をうろつく若い女の子から見たら、ただのやさしそうなおじさんがいいところだろう。通りすがりの赤の他人からすれば、殆どの人間は何の価値もない。
愛は美しい妄想だし、救いは煌くような錯覚だ。
だけど。物凄く物凄く綺麗なイリュージョンだ。

ジミー・ペイジやジョン・フルシャンテのギターはその美しい錯覚をつくれる。だから、彼らのように弾くこと、彼らよりも上手く弾くことには何の意味もない。

Believe me, nothing is seen really. All's in the mind. See me, I am a lie, really (嘘じゃないよ。本当に見えるものなどない。全ては心の問題だ。僕をごらん。僕の存在は本当は嘘だ)  *Dissolve / John Frusciante (2004) の歌詞。



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