Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年09月21日(木)  It's not something that I say in jest

昨日から、27日のセッション用の曲のコピーに入る。パティ・スミスの'So You Want to Be (A Rock 'N' Roll Star)'と、トッド・ラングレンの'I Saw The Light'(ユートピアのライヴ)だ。

'So You Want to Be (A Rock 'N' Roll Star)'は、ぽこさんに言われて初めて、オリジナルがバーズだと知った。調べてみたら音源持ってるし。(ライヴまであった)
馴染んだパティ・スミスのバージョンに続けて、バーズのオリジナルを聴いてみたら、ふたつのことに驚いた。
ひとつは、バーズだと歌詞の意味がすーっと理解出来たこと。要するにバーズは自分達の世界をそのまんま歌っている。だから歌詞がすごく単純に響く。だけどこれを一旦パティが歌うと、同じ言葉が抽象的概念を帯びる。'The girls will tear you apart.'という一行も、バーズのオリジナルだとミーハーな女の子の集団が見えるが、パティが歌うと欲望で青ざめたadolescentの伸ばして砥いだ爪が見える。
もうひとつ驚いたのは、バーズのオリジナルにはあのセリフ部分がないということだ。ゼムの'Gloria'のパティ・バージョンも、原曲にはない部分がかなり重要な要素となっているが。'So You Want to Be (A Rock 'N' Roll Star)'のパティ・バージョンは、あのセリフ部分がハイライトだ。あれがあるとないでは、音楽的にも歌詞的にも、まったく深みが違ってくる。

トッドの'I Saw The Light'は元々好きな曲だが。今回初めて聴くこのライヴは、とにかく早くて熱に浮かされていて、もう最高。初めてちゃんと読んだ歌詞は唖然とするくらいのあけっぱなしのラヴ・ソングだ。・・・いつからこんな風な恋が出来なくなったんだっけ、と切ない感傷が胸をしめつける。

とにかくこの2曲、歌っていて快感。気分がのってきた。
27日のセッションというのは、単に国王(b)が声をかけた面子が集まって、スタジオで合せて遊ぶだけのことなんだけど。
でもやるからにはかっこよくやるわよ。ええ、そこらのボーカリストの本番より、私のリハの方がかっこいいもの。(でしょ?LEO?)
Slovakian Emmasではボーカルといってもワキの感覚だったけど。今回の2曲は私が主役。国王以外は全員、初めてからむメンバーだけど。目にモノ見せてさしあげるからねw

It's not something that I say in jest (本気だからね)  *I Saw The Light / Todd Rundgren (1972) の歌詞。



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