Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2006年09月12日(火) |
Keep on faking your mystery world |
雅樹から自作の短編小説が届く。彼の作品を読むのは3作目。要するに彼の書いたものは全部読んでいる。 早速読み、早速感想をメールで送る。良いと思ったところは勿論、納得のいかないところも正直に細かく突っ込む。それでこそ感想を送る意味があるし、だからこそ雅樹も私に作品を送って来るんだと思う。 私は作家ではないが、書くことはこの4年間毎日やっているし、それ以上に読んだ量に関してはそこらのひとには負けない筈だ。毎年100冊前後(最高150冊)、すでに2,500冊以上の本を読んでいる。そして、一般文学の次に多いジャンルがミステリーだ。クリスティ、クイーン、カー、ガードナーはほぼ全部読んでいる。(これだけでも300冊くらいにはなる) そして雅樹の書くのはミステリーなのだ。だから自信を持って批評出来る。 彼の書くものはいい。だが、まだこなれていないところがある。当然だ。だって彼は、生まれて初めて書いた作品で、いきなり新聞社主催の文学賞を受賞してしまったのだから。 (ちなみに彼が取った賞は、特にミステリー向けの賞ではない。そのせいか選考委員が作品の性質を理解せず、新聞紙上の選考評で結末をばらすという最悪のことをやってのけた。ミステリーのネタやオチをバラすのは重罪に値する。法で取り締まるべきだと思う)
18歳で家出して、一度は地元と全部縁を切った私が、雅樹と再会したのが2003年1月。以来彼とメールでやり取りしてきた。私は彼の友だちでいることをずっと誇りに思ってきたが、その彼が昨年12月に小説で賞を取った時は本当に嬉しかった。 そして今、書き上げた小説を送ってきては私の感想を聞きたがってくれることを、更に誇らしく感じている。
雅樹は私の支えでもある。私は、パニックを起こすたび、死にたくなるたびに、彼のことを考える。 雅樹がもっと頑張っている、そう思えば、そう簡単につぶれるわけにはいかない。
Keep on faking your mystery world (ミステリーでフェイクの世界をひろげよう) *Mystery Girl / Yeah Yeah Yeahs (2001) の歌詞。
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