Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2004年01月01日(木)  Lazy Crazy Blues / Sheena & The Rokkets

最初はGZでカウントダウン!!と思ってたのが、ちょっと気が変わって、親友と二人地味に年越ししたりして。0時になる瞬間もわかってなかったし。
そのせいか、今がお正月だってことをしょっちゅう忘れる。全く実感がない。

21時にヨシト(g)が来る。18時過ぎに電話で「今日ってどうしてる?」と訊かれたのだが、「全然空いてるよ」と答えた自分に後から呆然とした。何で元日からフリーなんだよ。
そういえばクリスマス・イヴを一緒に過ごしたのもヨシトだっけ。

ヨシトは、バンドでコピーするシーナ&ザ・ロケッツの「Lazy Crazy Blues」が入っている「真空パック」のCDを持って来てくれた。最近ライヴばっか聴いてたので、スタジオ盤聴いたの久しぶり・・・おおお、かっこいいなあ。というか切ないなあ。

18歳の夏、1ヶ月東京に遊びに来てた。ある夜ふと、東京で一人暮らしをしてる別れた彼氏(drs)に電話した。自分からひどい別れ方したくせに、何となくノスタルジックな感覚で思い出す彼だった。
向こうが受話器を取ると同時に、無言で送話口をスピーカーに押しつけて、"Lazy Crazy Blues"を流した。
途中で切られるかと思ったが、彼はひと言も発せずに、黙って曲を聴いている。
4分18秒が過ぎて、テープを止めた。「シナロケ好きなの?」と訊いたら、「うん、わりとね」と、落ち着いた声が答えた。
別れてすでに1年が経過していたが、彼は、当たり前のように私に気づいていた。そのことが何だか胸にしみた。

今でもこの曲を聴くと、彼のことを思い出す。私が初めて寝た相手。私に初めて結婚したいと言ったひと。



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