Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2003年08月25日(月) |
And in this perfect weather. We'll find a place together |
(*本日のタイトルの意味は3重。歌詞と曲名。そして曲自体が文中に出ている曲)
Y-BELL(b)が仕事に行った後、何となく私もそこらを歩きたくなって、昼前に家を出る。すごい日差しだがあまり気にならない。サングラスして、ジーンズのおなかにMDプレーヤーを突っ込んで、10cmヒールのサンダルでぷらぷら歩く。細かい用事をいくつか済ませ、駅の反対側のデパートへ。 買物って面倒で好きじゃないけど、本とアジアン雑貨と輸入食品だけは別。
というワケで軽く本屋と雑貨を流した後、紅茶専門店のレピシエへ。ダージリンを水出し用に買ったんだけど、25gで千円近いのはいいお値段だなと思ったら、後で見たらファースト・フラッシュだった。ティージェリーは全く甘くないのをと指定したが、帰ってクラッカーに塗ってみたら甘すぎ。
輸入食品のカルディへ。ここは吉祥寺にもあって、以前LL(vo.g)に「コーヒー飲んで行こう」と引っ張っていかれたことがある。店頭で常にコーヒーを無料サーヴィスしてるもんねw LLはホントお金ないから。 そういえば彼からはあの後も一日おきくらいに電話がかかり続け、まあその大半は出なかったんだけど、結局あれから会わないまま、今月上旬に一旦小樽に帰ったらしい。会うと色々とまずそうだからなあ・・・でもまた戻ってくるって話だけど。
建物を出て、帰ろうと歩きかけたがふと立ち止まり、その場に座り込む。デパートの2階から駅へつながる広場。ベンチはあるが、植込みのふちに腰かける。 何で座り込んだのかって? "Dosed"がかかっちゃったんだ。今日は初めてレッチリの"By The Way"をMDに入れて出かけたんだよ。今までは'BTW'を気軽におもてに持ち出すなんて冒涜なような気がして出来なかったんだけど、とうとうやっちゃったのね。 植込みのふちは石だから日陰でも熱しているが、前からいい風がくる。サングラスしてて良かった。足を投げ出して目を閉じて'BTW'にはまる。 風にのって、'The Zephyr Song'(西風の歌)が始まる。暑いのに乾いていて気持ちいい。周りの女性達はみんな帽子をかぶったり、日傘をさして足早に歩み去る。おそらくは日焼け止めファンデーションを塗って。私だけが肌をさらして、ぼーっと座り込んでる。
この時間の穴の中に、私と"By The Way"と二人きりだ。
"Can't Stop"のイントロ。景色がいきなり暗くなる。肌のおもての温度が下がる。世界がくるりと変わる。短いギターソロの後にスネアドラムが入った瞬間にかたんと落ち込んで、その場に釘付けになる。自分が生きてることが愛しくなる。 サングラスしてて良かった。涙ぐんじゃったから。 ────誰よりも、何よりも、自分自身よりも、あなたが好き。
いつも思うのは、この壮絶な曲が終わって、一体どんな曲がその後に続けるのか?ということ。 実際に始まるのは"I Could Die For You"で、たった今"Can't Stop"に叩きのめされた魂をいたわるような、やわらかいやさしいメロディだ。君のためなら死ねるよ、という甘ったるいセリフが、今あいたばかりの傷口をおおう。
そのまま数曲聴き続けた。16曲全部聴くつもりでいたら、ふとかたわらの買物袋が目に入った。チェダーチーズ、オリーヴオイル、ペンネパスタ、ホールトマト、クリーム・アスパラガスのスープ缶。その一番上に乗ってるのが、・・・タイ製の冷凍ピザ!! か、帰んなきゃ!!!
と言いつつまた派手なマニキュアなど買い、銀行に寄る。昨日ネットでお家賃を振り込もうとしたら残額が微妙に足りなかったので、空中から10万ほどひねりだして入金。
夕方から夜にかけて、珍しく苛々が取れず。 AS(vo,g)からいただいたレッチリのウッドストック映像でようやく気が晴れた。で、電球が演奏してる。かっこいいなあ・・・!
And in this perfect weather. We'll find a place together (こんなにいいお天気の日に。'BTW'と二人きりで) *The Zephyr Song / Red Hot Chili Peppers (2002) の歌詞。
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