Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2003年04月09日(水) |
How can I tell you about my loved one? |
「これがビートルズだ」 (中山康樹著)は、ビートルズの全公式曲213曲を順に解説した本だ。これを読むのに時間がかかる。いちいち実際に曲を聴きながら読んでいるからだ。なるほど、ふんふん、ってね。
今は、リボルバーにとりかかるところだよ。
ビートルズ漬けになっているうちに、おかしな気持ちになってきた。これはこの8ヶ月で初めての気分。 ダンナに会いたいなあ、って。 考えてみれば当たり前の展開ではある。私は16年もの間、ダンナと一緒に、ビートルズを、ストーンズを、ドアーズを、ツェッペリンを、ルー・リードを、その他の音楽を聴いてきて、その中でもビートルズは特別だったんだ。
二人ともホワイト・アルバムが、アビー・ロードが好きだった。ジョンよりポールが好きで、ウィングスでは"Silly Love Songs"が一番好きだった。
二人とも学生で、二人とも学校に行かなかった頃。 毎日飲んで食べて寝て、ロックを聴いて聴いて聴いて、彼はベースを弾いて、私は歌って、ストーンに行って、バンドでスタジオに入って、一緒にライヴに行って。 しまいには二人そろって、学校を中退しちゃった。 無意味で非生産的な、恐ろしく幸せな日々だったな。
ビートルズは、その後に私たちの間にあったうんざりするような諍いを全部消して、二人でこの奇跡みたいな曲の数々にうっとりしていた気持ちだけを、手に取れるようにはっきりと再現してしまう。
彼も今でも、ビートルズを聴いているだろうか。
How can I tell you about my loved one? (彼のことを、どう言えばわかってもらえるかな) *Silly Love Songs / Wings (1976) の歌詞。
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