Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2003年04月05日(土) |
I guess I'd like to be alone. |
昨夜からの横殴りの雨の中、11時にうちの最寄駅へ。 ネットを通じて連絡を下さった男性に、ルカ(兎)をお渡しする。優しそうな方だ。きっと可愛がってくれるだろう。
繭(まゆ。兎)が死んだのは昨年5月。既に3月にダンナを追い出していた私にとって、繭はこの世で一番愛している生き物だった。飼っていた5年間、余りに可愛くて毎日うっとりと見ていた。
その子が急逝した時、私は錯乱した。何と私はルカに向かって「お前が死ねば良かったのに」と言ったのだ。その時から私のルカに対する愛情がすうっと消えていった。
8月は余りに色んなことが一度に起こった。仕事を辞め、別居中のダンナが失踪し、PCを買ってネット中毒になる。9月には6歳年下の彼が出来て(ひと月しか持たなかったが)、ストーン通いが再燃。そしてどんどん眠れなくなる。
ルカの世話はちゃんとしていた。健康状態は並外れて良かった。プロに褒められるほどの毛艶の良さ。 11月に茅(かや。鼠)が老衰で死んだ。いよいよルカと二人っきり。2年半前にこのマンションに越してきた時は、人間・兎・鼠(ハムスター)がそれぞれ2人/匹ずついたのに、今じゃルカと私だけ。 お互いに存在を無視するようにして生きている。
私は、60時間だの70時間だの起き続け、10時間ぶっ通しでチャットをし、オールで飲み歩き、えんえんと音楽をかけっぱなし、時々死にたくて泣いて、食べないでジムに通い、体重が43キロになった。コーヒーをがぶ飲みするので肌がぼろぼろに荒れた。 その間ずっとルカを愛しもせずにぼうっと見ていた。この子は、可愛がられる為に生まれてきた筈だ。なのに私は、鉢植えの世話をするみたいに面倒を見ているだけ。
それでも、いつでもうちに帰った時はまず 「ただいま、ルカ」と声をかけた。それが心の支えになっていたのも確かだったんだ。 今まで何度も死にたいと思った時に、私がいなくなったらルカはどうするの?と考え、それが救いになっていた。
でも、先月死のうと思った時、初めてルカを「殺そう」と思った。まずはこの子を殺して、それから私も死のうって。近寄ってじっと見ながら、首を一瞬で折ろうと考えていた。 ──さすがにそれは迷惑だよね、と笑い出したが。
その時に、もう駄目だと思った。 ごめんね、ルカ。私、これから死ぬにしろ生きるにしろ、おまえのことが、邪魔なんだ。
────まだおまえのいないことに慣れないけど、今ほっとしているのも事実だ。おまえを愛せないのは辛かった。 よく今日まで健康でいてくれた。ありがとう。ごめんね。さよなら。 私は最低の人間だよ。
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