梶井檸檬の、のほほーん日記

2008年02月14日(木)
Lの世界に、どっぷりと。(映画のネタばれあり)

今週は、更新早かったでしょ?梶井です。
他のブログの方が、最近はアクセスが多くて、びっくりね〜な感じです。まぁ、趣旨が違うからね。こっちも、あっちもアクセス増やそうとか思ってないので、気が向いたら見に来ればいいんでないの?と思います。

昨日は、朝早く(と言っても、社会人の方からすれば、遅いくらいですが)川崎へ行ってきました。
レディースデーな水曜なので、「L change the WorLd」を見てきました。先週の金曜に、「DEATH NOTE」見ちゃったので、これは見なくちゃと思ってさ。最期の23日が気になるじゃない。松ケン君も好きなので、気になる気になる。

まだ公開してそんなに経ってないので、読みたくない人は読むな!ネタばれに関することも以下含まれると思うので。




じゃ、この辺から書きますよ。
巷の口コミだと、そんなに評判良くないんだよねこの映画。結論から言うと、私は好きです。
しかし、思うところは色々あるんだけど、まず、思った以上に、グロい。今回は、ウイルス感染の話なので、それはもうグロい。一番凄いのは、ヒロインの女の子のお父さんが死んでしまうところ。もう、これはグロい上に長い。監督がホラーの権威なので、力入れたところだと思うし、ヒロインの父を殺された恨みを増幅するために、残酷さをグロさを強調してたんだと思うけれど、長すぎる気がする。私は正直直視できませんでした。他のところも、結構残酷だよなぁ。本編のDEATH NOTEより数段上だと思うよ。

スピンオフを見てて、私は、Lというキャラクターが大好きなんだな〜と改めて思いました。松山君が演じたから、っていうのも大きいだろうな。松山君も大好きな俳優さんですが、マンガの絵の感じとイメージにズレがない感じ。私は、マンガは読んだことはないけれど、絵は見たことがあるわけで、その絵から醸し出される雰囲気がぴたっとはまってる感じなんだな。
物凄い天才でも、女の子やお子様の扱いは苦手だったりさ、限られた時間を惜しみなく事件を解決するためにモニターに向かってたりさ、しかも淡々と。
DEATH NOTEでは、あまり血の通ってる感じはなかったけれど、こちらはそれがちょっと感じられます。そのちょっと感じられるってところが、またいいんだよね。本当は人間ぽい、いい人って感じまで持っていってしまうと、それは違うよねって感じになってしまうもの。Lが欠けてる部分があるからこそ、なおさら愛しいのかもなぁ。
ラストシーンとか、もう、泣いたよ、あたしゃ。あとね、お子さまを施設に送り届けて、そのお子さまに名前をつけてあげるんだけど、なんで、そうつけたかとか聞かせるシーンとかさ、別れを踏まえて、色々いい聞かせるんですよ。今思い出しても泣ける。グロかったり、設定に無理があったりっていうのは、全部ふっ飛んだだよ。
帰りの電車は、やわらかく陽がさしてて、帰りがけに買った珈琲豆の匂いがふわっと香って、なんかこういうのいいよね〜っていう、やわらかな時間が流れていました。こういう時間をLも望んでいたはずだよね〜とか思ったりしてさ。架空の人物にここまで想いをめぐらすとは、自分でもびっくりさ。彼のような特殊な能力はないけれど、凡人なりになにか私にできることはないのかとか、職も決まらずにフラフラしてる自分と重ねてみたりして、電車の中の時間は過ぎていきました。
Lは架空の人物だけど、現実の世界にも、きっと彼と同じような志で守ろうとしてる人はいるはずだよね。そんな人々にも、穏やかな時間が訪れるといいなぁ〜。

そうそう、あとね、LはL Lowlightっていうのが本名だっけ?竜崎は偽名だったよね。彼は、何人?っていうのが疑問。どこの国籍なんだろうね。これはマンガを読めば解決するのかしら?だって、Lってどこの国の言語もベラベラって感じなんだもん。松山君も英語の発音うまかったなぁ。あと、フラ語も。他にもしゃべってたけど、わかりません。
世界の天才はLだけじゃないのね。Lってコードネームかと思ってたけど、本名から取ってたんだよね。映画では、FもKも出てくるよ。っていうか、Aから順にいるみたいよ。死んでしまった方もいるようですが。
Fの役をやっている波岡さんがとても素敵でした。この人、HEROで被告人やってた金髪のお兄さんです。ちりとてちんにも出てたのは、後で知りました。あの役だったのか!気がつかなかったよ。HEROも、ちりとてちんもいやな役だけど、Lのスピンオフでは、とても優秀で、正義感の強い役です。目の力が凄くある人なんだな。この先、がんがんメディアに出てくるでしょう。私がプロデューサーとかだったら、がんがん起用するよ。だって、引力あるもの。この人もまた、松山君みたいにいろんな人に化けられる、カメレオン俳優ですね。Fの役は台詞が英語なんだけど、凄く流暢でした。ブログを拝見したら、凄く練習したらしい。役者って、本当に凄いよね敬服です。

私は私にできることしかできないけれど、その当たり前のことをほったらかしにしちゃいけないんだと、それを忘れずにいたいです。時に、やさぐれても、果てしなく落ちてしまってもね。当たり前のことほど、やっかいで、難しいね。ありがたくも生かされてる以上、それは使命だよね。

今日は、巷ではチョコの消費量が多い日だけど、空の上では甘いものが大好きな人がひとつ年を重ねてるよ。
あなたの残したものは、まだこの地上で鳴り響いているよ。みんな忘れてないってば。それを書くのもまた私にできることだよね。

検索ちゃん♪は、週末にでもやろうかな。

じゃ、また。
なんだか、Lのことばかりで、ちょいと、はずい日記になってるな。まっ、たまにはいいっしょ。

今日の書き込みBGM♪ 初恋の嵐「星空のバラード」


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