ユミコのメモ箱 DiaryINDEX|past|will
今回の汐留アートファクトリー出展のタイトルは『2007夏休み自由研究 佐藤由美子の絵本箱』ということで、まあいつものノリという感もあるし、今まではなんとなく抵抗があって(何に対してかは自分がよくわかっているのであえて言わない)手を出せなかった絵本の挿絵に近い仕事にもトライしている。お遊び気分だ。このお遊び、というのが、苦手なのだ。苦手だけれど、必要なものなのだ。 苦手なお遊びに一歩近づくために、今回は既製の箱、つまり家に山ほどとってあって捨てられない空き箱を、使うことにしたのだ。うえの写真も、おいしいお菓子が入っていた、きれいでしっかりした作りの箱だ。まさに夏休みの宿題っぽい感覚。子供が好き勝手にその場の楽しみのためだけに作る、あの自由さ、奔放さ。あれを少し見習いたい、と思うけれど私は一応大人になってしまったので、なかなか難しい。 もっとだらしない感じ(言葉が悪いな・・)に作りたくても、どうもキッチリ作ってしまう。 そして相変わらず、時間に追われている日々。 ああ、はやく終わりたいような、時間が止まってほしいような。
佐藤由美子
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