ユミコのメモ箱
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昨晩、久しぶりにカッターナイフで指を切った。
今までのパターンは、紙を切る時定規を押さえる左手の親指が定規からはみ出していて、はみ出していた分だけ指先を削いでしまうような切り方が多かったが、今回は何十枚も重ねた紙に定規をあててひとすじ切り終えた瞬間、もう一回同じラインをなぞるために出発点に戻そうとしたカッターナイフが定規を押さえていた左手親指の根元のクリクリした関節のてっぺんを削ぐようなカタチで当たってしまった。傷口はL字型、深さはそれほどでもないが、一辺5mmほどでペロンとめくれ(はしないが、可能な状態)るから痛い。関節なので、親指をまっすぐにのばして傷口を固定できればきれいに繋がりそうだが、曲がっている状態のほうが自然だしそうなると傷が開いてしまう。そのうえ左手とはいえ気を付けていてもどうってことない動きでつい親指をグッと曲げてしまうとその度に塞ぎかかった傷口が開くらしく、痛い。場所的に自分の体やモノにぶつけやすく、それはもっと痛いし、2枚に重ねた絆創膏に血が滲む。洗顔洗髪風呂雑巾絞りその他水仕事、時間がかかるのが不便。重い荷物の出し入れ時など、意外な動きで皮膚がつれて痛かったりすると、ああ、今、ここの皮膚がつれてるつれてる、などと思ったりして、この連休の肉体労働で養った筋肉痛を感じる時もそうだが、自分の動態で使われている皮膚や筋肉のことを痛みによって考えたりしているのがちょっと面白い。
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