彼の家から帰ってきました。
何だか、何だかって感じ。
逢うまで、胃が痛くて、痛くて、痛くて、
胃薬ばかり飲んでて、
でも、不思議なもので
逢った瞬間に胃の痛みなんて消えちゃいました。
彼の家に行って、まったり。
逢うまで緊張し過ぎてて、寝れない日が続いたから
折角逢えたのに眠くなって。
しばらくうとうとしてたら
彼と良い雰囲気。
…何であの状況でそうなったのかは不思議だけど。
そんなこんなでまったりが続いて
ふと気付いたのが
彼の携帯についてた可愛い人形。
それを見た時の気持ち、あなたは気付いてるのかな。
それだけで、頭が真っ白になって、
それだけで、泣きそうになって、
それだけで、胃がぎりぎり痛んで、
…気付いてくれてるのかな。
それとも、あたしの気にし過ぎ？
あたしが可笑しいのかな。
変なのかな。
…嫉妬し過ぎなのかな。
部屋に彼女の本があって、物があって、
もういいじゃん。
旦那さんから奪って、くっついちゃいなよ。
もういいじゃん。
好きになったあたしが馬鹿みたいじゃん。
間に入れないのに、
割り込むことなんて出来ないのに。
行ってすぐに気付いたから、
…やっぱりそうだったんだ、って分かっちゃったから
彼の家にいた間、
彼に触れられても、心も体も冷たくて。
必死に、必死に、演技してて。
目が腫れないように
必死に細工して
馬鹿みたい。
傍にいるのに、凄く楽しみにして来たのに。
凄く遠くて、
触れても、触れても、凄く遠くて。
苦しいよ。
胃が痛い。
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