けろよんの日記
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入社7年目の後輩が書類手続き上のミス。 大した実害はなさそうだが、 今後を考えると書類は調える必要有。 よりによって営業担当者が処理から数ヶ月も経ってから しかも、同期ということでこちらに振ってくるから イヤでもカマネバならなかった。
じつは後輩のミスを指摘するのがものすごく苦手。 この後輩は明るくおやぢあしらいも上手く、気が利く反面 性格は激しく勝気。負けん気(一緒か)が強い。 事務処理を自分のルールに変更し自己完結するので (報・連・相が全くといってない。) 一緒に仕事をしたくないタイプNo1。実は苦手。 過去感情のままに叱責し、関係をこじらせまくったことがある。 その後丸1年冷戦状態となり育休復帰後間もなくの頃 非常にダメージを受けた。
「anego」林真理子は 商社を舞台にした小説で、本筋もさることながらディテールが 非常によく出来ており、よくもまあここまで社内の雰囲気を 捉えているものだと関心したことがある。 中には社内の女子社員リストラで、数少ない社員(お局化が進む)と コミュニケーションの取れない派遣社員(大体20代前半)との 細かい軋轢が描かれていた。大抵の場合総合職の男性は見て見ぬふりをして 社員にクレームをつける。 主人公は自分を落として派遣社員に注意するが、「そのたびに寿命が5分だか 15分だか縮む思いがする」のである。 思わず赤鉛筆太字でアンダーラインを引きたくなる一文であった。
前述の後輩との件があってからしばらくは 「見ざる・言わざる・聞かざる」を通そう思い、そこまで親切になれない。 と嘯いたものだが、このところ自分のそういう態度が実に職務怠慢で あると思うようになった。 言われなきゃ気づかないということも多いのだし。
人に注意・叱責されるとどうしても当座はネガティブな感情を持つ。 言う側も決して愉快なものではないと思う。 けれど、そこを敢えて口にするには(内容にもよるけれど) 多かれ少なかれ度量がいるよなあと思う。 度量のないけろよんは寿命を縮めながら淡々と事実を指摘するに留まる。 もっと上手い方法はないものでしょうか?
さて「黒革の手帖 第5回」 柳葉理事長に追い詰められたと見せかけて実は別の証拠も 準備しておった元子ママ。無事ロダンのママとなられました。 初日売上一千万円超に大物フィクサー長谷川氏のバックアップと絶好調です。 反面安島とは物別れ(恋情が互いの道を交差し足を引張るため) 背後で元支店長の自殺、燭廼のママから長谷川氏への牽制、 理事長と病院長の結託、婦長の憤慨(病院長の脱税が税務署にリークされたの を恨みに思っている。←多分これは波子の仕業と読んでます。)など、 元子包囲網の点が線になりつつあります。
にしても今回はしきりに「他人の憎悪を受けても構わない」 といった発言が目立ちます。元子ママやたら刹那的な生き方です。 何故なんだろう。原作にはもっと背景についての書込みがなされて いるのでしょうか? カルネから地道に足場を固めていけばいつか自力でロダン(銀座No1の座)に 辿り付けるのではないだろうかと思うのですが。 何故そう生き急ぐのか? どうやら最後は原作とは違うらしいのでハラハラドキドキです。 甘い作りになってるのではという予想があるんですけどー。どうなるでしょう。
えーと今回の疑問。元子ママは理事長から受け取ったお金で梅村を買い、 転売したお金でロダンを買ったのですよね? 不動産価格が右肩上がりで上昇していた時代とは違います。 また、不動産の取得→売却→転売という道を辿りますので、 いたずらに税金を支払うだけに終っちゃうのではと思うんですが。 うーん、あ、でも梅村の所有者って理事長なのか。 だから買い叩いたってことですね。 しかし、評価額2億3億の物件。 ざっとあげるだけで印紙税・消費税・登録免許税・所得税・不動産取得税。 軽く数千万円になっちゃうと思います。 税金込で恐喝したのかなー。素直にもらった現金で買えばいいのにー。 ってそれじゃダメなのか。
11月26日追記 件の後輩。 来週からNY転勤になる人のための餞別を買いに行くと 「就業時間中」それもデパートオープンの時間に合せて出かけ 昼の休憩時間まで帰って来ませんでした。 途中で「梅田にいいのがなかったから心斎橋まで行ってきまーす♪」 という連絡がありましたそうで、、、。脱力。 いえね、アタクシだってサボりの時間もないでもないですよ。 お使いに行くとかいって短時間だけどオフ会参加したり。 だけどどっか後ろ暗いもんが付きまとうのですが。 そんなに堂々とあからさまにいいのかなあ。はああああ。
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