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 最近、気付いたんだけど。  ■■■2006年11月20日(月)■■■
そういえば元々俺、詩書きが本業(?)だった筈なんだよね。
なのに、HPの更新どころか、詩も全然書いてないじゃないの。
全部中途半端にゃーヽ(゚Д゚;)ノ!!

で、まぁボチボチこっちの更新も始めるかといった所で。
更新を期待して来てくれてた方、本当申し訳ないです。

この日記は、過去の傷跡と言うか、痛手が生々しく残っているので、余り触れたくない反面、やっぱり自分がブチ撒けてきた思いに変わりはないので、消すに消せずに、ただ逃げていた訳なんですが。良くないですね、そういうの。しかも文章力も無く、読んでて面白い文というものを書けないので、ほとんど自己満足なんですけどね。
表で公開中のチャトレ(チャットレディ)日記は、元々宣伝を目的としたもので(ぶっちゃけた!)書けない事も多々ありまして。やはり、自分の本心と趣味に忠実な日記を持っておくのも、また良いかなと。

という訳で言い訳終わりっと。
暫く放置しといて何ですが、このサイトを再び表に出すのも良いかという気がしてきました。
最近、何も成してない自分にも嫌気が差してきたところですし。夢に向けて頑張っている友人や、日常を忙しく生きている学生や社会人を見ると余計にね。自己嫌悪が沸々と。とはいえ、祖母の愚痴を聞きに行くのも、弟の家庭教師も、病気(若年性パーキンソン病)の母の家事の手伝いも、今自分に出来る事に変わりは無いので、其れは精一杯やります。働いてない事に負い目を感じる必要は無いと自分に言い聞かせつつも、やはり社会貢献もせず、人と会う機会も少ない今の状態は肩身が狭いけれど。やはり言い訳がましいな自分。悪い癖です。

とはいえ、現在、うちはかなり深刻な状態です。祖母達の介護の事もあるけれど、やはり母の事です。

母の病気は、進行性で、だんだん全身が動かせなくなり、終いには寝たきりになる病気です。今現在治す手立てが無く、治療法の研究は進んではいるものの、未だに完治する方法は有りません。治療法が見つかったとして、庶民の手に届く所まで広まるのは、10年後か、もっと先か、予想もつきません。母が発病したのは5〜6年前ですが、最初左手の先だけだった筋肉の痙攣が、今は左半身・右半身・首まで進行しています。現在は良い薬が出ていて、薬を飲んでいる間は普通の生活が送れるそうですが、それでも体を動かすのは辛そうです。
今までは自分も、どうにかなるだろう、意外と早く治療法が見つかるだろう、と簡単に考えてました。でも、元気に笑っているのに、首を後ろに向ける事も出来ない母を見ていて、急に焦りが出てきて。母はいつも笑っているけど、夜殆ど寝れてないのを知っているし、事ある毎に、「ちゃんと笑ってる顔してる?能面になってない?」と聞いてくるので、見ているのも辛い時もあります。パーキンソン病は進行すれば、顔の筋肉も動かせなくなります。数ヶ月前から、母は日記をつけています。いつ動けなくなっても良い様に、自分の気持ちや、思いついた料理の作り方などを、俺達の為に書いてるそうです。怖くて中を見た事は無いけど。母は何でも良いから情報が欲しいらしく、俺に病気について調べてくれ、と頼むのですが、何処を調べたって、辛い体験記や、本通の事しか書いてません。回復する手立てがないからです。
こないだ、マイケル・J・フォックスさん(パーキンソン病の俳優)が、パーキンソン病の演技をしているのではないか、と批評された事でニュースになりましたが、演技だったら何なんだと。問題はそんな事より、パーキンソン病がいかに辛い病気であるか、パーキンソン病の治療法をどれだけ多くの患者さんが求めているか。そっちの方が余程大事だと思うんです。其れについて触れてくれるメディアが余りにも少なかったようにも感じます。

母が動けなくなった後、祖母の介護と母の世話をする事になるのは自分だという不安も有ります。もしかしたら其れが一番大きい不安かもしれない。大好きな家族を、疎ましく思ってしまう時も有って、そんな自分が凄く嫌だし、醜いです。おそらく、今母が、俺が働かずに家事をやっている事に何も云わないのも、其れが有るからだと思うんです。急に仕事を止めて介護や家事をする事になるよりも、今の内に慣れて欲しい、というのもあるかもしれません。「金の心配はしなくて良いから、家の事手伝ってね」と言われた事も有るからです。其の時は、仕事に就けずにいる俺にフォロー入れたのかな、なんて思ってたけど。本音は恐らく聞いてもわからないかな。
祖父母も含めて、俺の結婚の事に関しても、色々悩んでるみたいです。(もう良い歳だしなぁ…)俺は恐らく、結婚しても今の家につきっきりにならざるを得ないので。祖父母の事も有るし、地元からは離れられない。まぁ、そもそも今の生活じゃ出会いも無いので、考えるだけ無駄な感じですが。


色々書いたけど、結局、この日記に再び書いたのは、今の状態を何処かに愚痴りたかったのが本音ですね。(情けなっ)チャトレ日記に書くには暗すぎるし。愚痴専用日記…?(洒落にならない)
えとー、でも良い事もあります。料理のレパートリーは増えてるし、前より綺麗好きになってきたしw 床に物置くと、母がつまづいたりするから、危ないしね。こないだも風呂場で盛大に転んだらしくて、凄い音して焦った…弟が髪切ったはさみを床に置きっぱにしたらしい。床に物が置いてあるって分かってても、うまく避けれないのも、この病気の怖い所なんです。体が思い通りに動かないのがどれだけ辛いのか、想像も出来ません。

まー、そんな感じ。(重ー!)
とりあえず、飯だ。飯。



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