明日は雛祭り(3月3日)・・・ 新しい年を迎えたと思っていましたら、 もう三ヶ月も過ぎ、毎日暖かい日が続く季節となりました。 皆様いかがお過ごしでしょうか。
ここのところ、本当に難しいというのかナイーヴな御相談を数多く、 立て続けに頂戴しておりますので、 頂いた御相談に対してすぐに御返事が出来ないことが多々あります。 皆様に御迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありません。
どうしてこんなに、複雑な御相談が多いのだろうと考えていて 気がついたのは、「春の御彼岸」がもうすぐなのだということでした。 今年の春の御彼岸は3月18日に入り・・・3月24日が明け・・・ というようになっております。 春の御彼岸は、霊的な観点で視ればどのようなものなのでしょうか? 六明師にも御意見を伺ったのですが、 亡くなっている人(霊)にとっては今は実際になにかを新しく経験する訳ではないのですから、”生前の記憶”が全てなのです。 春といえば、人間はうきうきしたり気持ちが晴れやかになり、外に繰り出したくなるもの。それが亡くなっている人にとっても同じだとしたら? 春の御彼岸の頃というのは、生きている私たち(寒い季節は家にいることが多くなる)と同様に、寒い冬の間息をひそめていた目に見えないものも動き出す季節なのでしょう。
「この前まで順調だったのに」「どうして今頃になって」というような 事柄が起きるのは御先祖様を含めて・・・亡くなっている方々からの訴えかけが多いということもあるのだと(もちろんそれ以外の原因もありますから 都合のよい解釈はいけません)、少しでも理解をしていただきたいと思うのです。 以前ダイアリーで御話をした『霊障について』をご覧になった方にはお分かりでしょうが、何か改善すべきことがあったり、危険な状態にあることに対する警告も含まれていることがありますから、 「ついていない」「どうして私ばかり」ということを思うのではなく、 御自分で今の現状を冷静に見つめ・・・ その上で御相談頂けたらと思います。
杏珠
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