2004年07月17日(土) |
障りの多い季節・・・(霊的な事に関して) |
本格的な暑い季節を迎えています。 今年は、各地で30度以上を越す猛暑となるでしょう。
もうすぐ、「お盆」が来ます。 各地のしきたりによって、「お盆」を迎える日は異なりますが、 「お盆」という、 御先祖様をお迎えする日は、確実に近づいてきました。
今日は、 みなさんに大事な事をお伝えしたいと思います。 霊的なことに関してです。
HPを始めてから、初めて迎える、この季節・・ この季節には、大きな意味があるのです。
実は、今の季節・・ 7月中旬から、8月中旬にかけてのこの季節は、 特に日本においては、 事件や自然災害などが一年の中でも、最も多い時期です。 ニュースにはならない日常の生活においても 怪我や病気など、 救急車の出動件数が頻繁にみられるのも、この時期です。
医療従事者として働く私達が最も忙しい時期の一つです。 そして、 相談者の方の身代わり念珠が、 終わりを告げる事が多いのも、実はこの時期なのです。 何故なら、この時期は、 霊的な障り・・それが最も盛んに視られる時期なのです。
みなさんの家には、お仏壇がありますか? 「お盆」を迎えた経験が 実際には、無い方もいらっしゃるかもしれません。
お盆の意味を一度、詳細にお話ししましょうか・・ まず、お盆の時期からお伝え致します。
日本では、古い昔から、位の高い人々は、 7月13日〜7月15日をお盆として、 御先祖様へのご供養を行なっていました。 その為、 一般庶民にとってのこの時期は大変忙しく、 一般庶民のお盆は、時期をはずし、 これより一月遅れの 8月13日〜8月15日がお盆として習慣化されました。 勿論、 各地、各家庭のしきたりにおいて、様々な取り決めがあります。 沖縄では、殆どが、旧暦にあわせ行なわれます。 今年は、8月の終わりがお盆となるようです。
お盆の始まりは、仏教の世界で言う、 盂蘭盆(うらぼん)という事から始まっています。 盂蘭盆とは、地獄で受ける苦しみの一つで、 倒懸(とうけん)・・さかさずり、と言う意味です。
色々な説が残されていますが、 ここでは、その中の一つをご紹介させて頂きます。
お釈迦様の弟子の一人に目連という僧侶がいました。 神通力・・今で言う霊視によって、 母親が「餓鬼道」という地獄に落ち、苦しんでいるのを視た目連は、 お釈迦様に救う方法をお尋ねします。 7月15日にご馳走を衆僧(全ての命)に施すと良い・・ そうすれば、 現世の父母は長生きをし、過去7代の祖先も救われる・・ と、お釈迦様は仰られました。
これが、お盆の始まりとされています。 餓鬼道という地獄にいる者にご馳走をお供えし、 慰め、障りを少なくする為に、行なわれたのが始まりです。 盆踊りも同じように、 御霊を慰める為、又は障りを小さくする為に始まったとされています。
それが、何時の頃からか・・お盆はただの夏休みの一つ、 盆踊りは、 豊作の祈り、という様な意味に置き換えられてきたようです。
さて、 ここで、みなさんに関係のある事をお伝え致します。 実は、この時期、 最も多いのが相談者の方からの心の悩み・・なのです。
人には、 それぞれ、考え方、受け取り方に違いがあります。 脳科学という専門的な分野では、 脳のクセ・・考え方のクセ・・思考回路のクセ・・と言ったりします。
これは、それぞれの人が育った環境に影響していたり、 様々な要因が考えられ、 どうして、そうなのか・・一概に答える事は不可能です。
この時期、いろんな方が、視えます。 例えば、 常に、物事や先の未来に、心配や不安を感じてしまう方・・ どうしても、自分は人よりも下・・と卑下してしまう方・・ 自分の中で、次々と苦しみを生み出し、心を狭くする方・・ 冷静に考えることを忘れ、ただの思いつきで突っ走る方・・ 人よりも、よく視えるとの錯覚をし、惑わされそうな方・・
実は、この時期は、 とても不安定な時期で、自然界においても様々な出来事が頻発します。 新潟の大雨・・名古屋の稲光・・度重なる地震・・土砂災害・・等など、 そして、 人の心も同じように、不安定になるのもこの時期なのです。 これまで、調子が良かった方ほど、要注意です。 貴方の心の最も弱い所を突いてきます。
何故か?・・その理由は、 成仏されていない御霊が、供養を望み、戻られるからです。 供養されていない御霊が、供養を望み、現われるからです。
どうか、みなさん、 お遊びで、肝試し(きもだめし)などしないで下さい。
恐いお話をしたいのでは、ありません。 みなさんを怖がらせる為に、お伝えしているのではありません。
ごく普通に、当たり前の事を当たり前に、 落ち着き、冷静に行なっている方には、何の問題もありません。 計画をしっかり立て、 反省と感謝の念を持って、毎日を過ごされている方には、 何の問題もありません。
一番の方法は、己の事だけを考えず、 人様には、慈しみといたわりの心を持って、 自分には、常に冷静な眼を持って、夏を思う存分楽しむことです。 同じことばかり、申し上げますが、 これが、この時期を乗り越える為の一番の方法なのです。
世の中には、まだまだ知らない事が溢れています。 貴方ではなく、この私のことです。 毎年、毎年、自分の弱さを認識するのも、実は、この時期です。 私は、この時期が一年の中で、一番好きです。
この時期、御先祖様にお逢いできるのをとても楽しみにしています。 そして、 この時期こそ、私は生かされている・・・と実感する時期なのです。
ユタという妙な力を受け継いでしまった私は、 人よりも、常に、傲慢さに気をつけなければなりません。 私は、知っている・・と思う自分を許せない事が多々あります。 嫌だ・・絶対に嫌だ・・普通の人だ・・表面の私は悲鳴を上げます。
先ほど、鑑定した方からのお返事に 「頑張ったね・・辛かったね・・」の言葉が、一言欲しかった・・ とありました。
本当にごめんなさい・・鑑定結果においては、 表面の私の感情は、一切入れる事が無い様にコントロールしているのです。 何故なら、表面の私は、 鑑定依頼者の方の感情を読み取り、泣き出してしまうからです。 鑑定では、常にユタの私が優先されているのです。 けれど、 この時期に、それを教えて頂けた事に深い感動を覚えます。 本当に、ありがとうございました。
この時期には、沢山の不足な点を教えてもらえます。 自分の心のどこが弱いのか・・何が不足しているのか・・ それが、わかる時期でもあります。
ただ、 厳しく申し上げますが、それに、こだわってはいけません。 わかったなら、進めばいいのです。 それを乗り越える為には、どうすれば良いか、考えれば良いのです。
そして、そこから、実りの秋を迎えるのです。
一つ、一つの季節にも又、意味があります。 貴方は、一歩一歩、前に進んでいるのです。 今、 己の心と向き合い、悲鳴を上げている貴方・・ 貴方は、決して、立ち止まってはいないのです。 貴方は、確実に、前に進んでいるのです。 いいえ、 貴方は前ではなく、上に進んでいるのです。
私は、貴方がどこにいようと、常に貴方の側にいます。 貴方の本当の幸せを 心から願い、心から祈り、毎日を貴方と共に過ごします。 常に、全身全霊で、貴方を見守っています。
どうか、 この時期の不安定な心から、 大きな学びを導かせる事ができますように。 心を込め、願います。
−AYAー
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