2004年07月10日(土) |
慈しみあい、いたわりあう心・・(魔に勝る心) |
私の中には二つの人格が存在しています。 医療従事者として働く、表面の私・・ そして、 常に、真実のみを求めるユタの私・・
ユタの私からの声は、殆どの場合、主語がありません。 多くの声が、 抽象的で、いつでも表面の私へのヒントしかありません。
鑑定では、 事細かに、わかり易く伝えられますが、 そうでない場合の相談者の方へのお返事も同じです。
声は、常に感情とは無関係で、静かで穏やかです。 ですから、 表面の私だけを知っている人にとって、 この日記を書いているのが、 到底、同一人物とは想像する事ができないでしょう。
先日の日記で、 私は、貴方を変えて下さい・・と、お願いしました。 あれは、 ユタの私から、表面の私への懇願でもあります。
変えたくても、変えられないから、苦しんじゃない・・・ 変わりたくても、変われないから、哀しいんじゃない・・ 全て、自分が悪い・・って、知っている・・ けれど、 生まれてくるこの気持ち・・汚い心・・どうすればいい・・
表面の私は、 相談者の方が、感じる心と同じです。 貴方の心を、我が身を削るかのように、感じています。 まるで、 表面の私は、相談者の方々の代弁者のようです。
私も、貴方と同じなのです。 常に、 学びの中にいて、 いつでも、大きな幸せを望んでいます。
私は、善の多い人間ではありません。 この私の心の中には、大きな怒りや許せない思いも沢山あります。
日々、来る日も、来る日も、 己の心の中の魔が・・・ 少しでも、小さく、小さく、なりますように・・と、願っています。
突然ですが・・沖縄に行かれたことはありますか?
沖縄の空は、本当に青い。 スカイブルーと一言で、表現する事はできない青さです。 又、 海も同じです。 本当に青い・・その青さは、色んな色を含んでいます。 太陽の強い日差しの中で見る青さは、様々な青さです。 深く、深く、深く、深い色・・
沖縄の八重山諸島には、竹富島という島があります。 沖縄各地が、 観光地としてあらゆる文化を受け入れ、新しくなる一方で、 この竹富島だけは、 昔から変らず、今も戦後まもない沖縄、そのままの生活をしています。
本当に、美しい島です。 必ず、誰もがその魅力に魅せられます。
竹富島には、 先祖代々、受け継がれてきた言葉があると言います。
『 うつぐみど まさる 』
『 慈しみあい、 いたわりあうこと、それは何より、勝る 』
島の人々は、この言葉を胸にしていると言います。 竹富島は、沖縄の中でも、最も海の綺麗な島です。 島を囲む海の青さは、深く深く、本当に美しい青。
六明師が、 私へ言葉を送るときの、その眼の色も又、深く青い・・ 静かに、静かに語る、その口調・・ 常に、 穏やかで、何事にも動じない眼・・ その眼は、深く、深く、青い色・・
六明師が、 真実を語るとき・・その眼は、一瞬にして、深く青くなります。 そして、言うのです。
その心を無くそうと、考えれば、人は、人ではなくなる・・ その心を小さく、小さく、少しでも小さくして生くこと・・
その心に支配されないように、己をコントロールする事・・ その心に支配されてしまっている人を憐れみ、慈しむ事・・
常に、メッセージとして私に、送られる言葉です。
己を変える・・絶対に自分を否定してはいけません。 自分の過去を否定し、 己を責め、 罪深き人間だと、 自分自身の心に言い聞かせなさいと言っているのではありません。
過去の貴方は、知らなかったのです。 無知だったから、過ちを犯してしまったのです。
今の貴方は、知ることができました。
内なる魔と呼ばれる心のままでいると、 低い位置にある御霊と派動を同じにする・・ 災いや悪しきものを引き寄せる・・・
今の貴方は、知ることができたのです。
もう同じ出来事が起ったとしても、 貴方の心は、過去の貴方と同じ反応は致しません。
微妙に、心の色は変っているはずです。
貴方の心の奥にいる、 もう一人の貴方の光が、大きく強くなるたびに、 貴方の心の色は、様々な色を含み、輝きます。
深く、深く、深く、深い色に変ります。
今の貴方は、以前の貴方とは違います。
貴方の心の中の魔を 消してしまおうとすると、 貴方の心も、体も、必ず、悲鳴を上げます。
慈しみ、いたわりあう心を、育てるのです。
今日も、悪い事をした・・と反省するのではありません。
あの時の自分には、何が足りなかったのか・・ 慈しみ、いたわりの心として、どんな事が足りなかったのか・・ それを反省として、感じるのです。
一日の一つ一つの出来事から、 己の心の中に、次の学びを養うのです。
内には、足りなさを求め、反省し・・ 外には、満足し、感謝の念を送る・・
貴方は、必ず幸せになります。 貴方は、幸せになる為に、生まれたのです。 心の中の魔は、 貴方に、本当の幸せを教えてくれる道具なのです。
絵の具の作った青ではない、青さ・・ 光に輝き、深く澄んだ青さ・・ 清く、美しい、青さ・・
喜び、楽しさだけではない、 憂いをも、哀しみをも、知っている眼の深さ、 そして、 貴方の心の色・・深く、深く、深く、美しく清らかな色・・
本当の幸せは、その深さの中に存在するのです。 貴方の幸せを心から願っています。 私は、貴方と共に、 常に深く、美しい色を目指しています。
貴方の心に、彩られるその色が、 様々な人への思いに満ちた色になりますように。 貴方の心の中で、 慈しみといたわりが、大きく、大きくなりますように。 心を込めて。
−AYA−
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