前回の日記に 「霊能者の力には幾つもの種類がある」 と書きましたが、前回書かなかった大事な事を 今日、お話させて下さい。
私のように霊的なものに敏感に反応し 心の中に映像や言葉、声などが浮かぶ。 けれど、霊的なものを抑える力が弱いというタイプと 六明師の様に障りや霊障と言った御霊を抑える方が いると書きましたが 実は皆さんもそういう力を持っているんですよ。 心の中で念じる力です。 今日はちょっと、難しいお話です。
皆さんは生霊って聞いたことありますか? 怖がらないで聴いてくださいね。 人は生きていると、毎日の生活において 自分の思い通りにならない事が沢山ありますよね。 そういう時、誰もが嫌な気分になり 相手がいる場合は、その相手に良くない感情を抱きます。 良くない気持ちを念じた時、 その「念」の事を生霊と言うんです。
心の中に良くない「念」を持っていると 霊的なものに敏感に左右されてしまいます。 自分で自分の事がわからなくなってしまうんです。
うーん。 これも、言葉にしようとするとものすごく難しい。 良くない「念」を抱えていると その人の心の波動と最も近い波動を呼び寄せ、共鳴し合うんです。 なんて言えばいいのでしょう。
例えば ある人が、憎しみを抱いているとします。 それは「生霊」と呼ばれるものとなって、 憎む人の元に「念」として飛ぶ。 憎しみを持つ心には、それを好む波動が近づきます。 良くない波動とは、低い位置にいる御霊の事です。 それが障りとなる。 憎しみだけではなく、恨み、妬み、なども同じです。
「念」を飛ばし、相手に災いが起こるのを喜ぶと 飛ばした人は同じくらいに、苦しむ時が必ずきます。 これは3倍返しと言って、3倍になって災いが来る。 私の過去の経験から言えば、必ずです。 これは断言いたします。
もう随分前の相談者の方です。 4年程前の事だったと思うんですが、 鑑定をすると、私の心が感じる所に生霊が見えるんです。 でも、強いものじゃない。 「念」を飛ばしている本人は気づいていない感じです。 それでも、良くない「念」は「念」ですから。 私は相談者の方に簡単なお塩を使う方法をアドバイスして、 周囲の人間で必ず病気になる人がでるから、見ておいて。と言いました。 それからすぐに「良くない念」を飛ばしていた方は入院されたそうです。
怖いですよね。 人の持つ心の力は、実は凄いんです。
あのね。 でも、生きている限り、誰もが必ず人を憎んだり、妬んだりします。 勿論、私も同じですよ。 「患者さんにひどい事をする人間は絶対に許せない。」 それが偉い人であったとしても。 私も思わず、良くない「念」を送りたくなりますよ。 でも、私のような者が持つ念は強いんです。
さぁ、皆さん、3倍返しの意味を説明しときますね。 ここでちょっと人差し指を突き出して、目の前を指して下さい。 人差し指は前を指しますが、残りの3本の指は自分を指していませんか?
人をゆび指し、悪口を吐く時、それは3倍返しとなって帰ってくるのです。
そんなんだったら、不幸ばっかりじゃん。と思った貴方。
だから、私はお守りを身に着けているんです。 お守りは色んな意味を持ちますが 私の言うお守りは、自分の良くない「念」を誰にも飛ばさない。 自分に返すためのお守りなんです。
うーん。これも難しいですね。 簡単に言うと自分から罪となる原因を作らないという事かなぁ。
自分の心を振り返り、見つめなおすと 普段は隠している汚い心とぶつかります。 人は誰でも同じです。 自分を責めては、ダメですよ。 あって当たり前の感情です。 でも、それを口にしたり、行動に移す時、 自分で自分の首を絞め、自分の幸せを自分が壊しているのです。
私は六明師の様に、偉いお坊さんではありません。 鑑定をしてない時の私は本当に普通の人です。
ただ、ただ 貴方の幸せのお手伝いがしたいだけ。
貴方の本当の幸せを貴方が心から望み、 貴方の足で歩める様に 知っている事をお話するだけです。
ー私の心の中の貴方がいつまでも笑顔で 幸せと思える日を送る事ができますように。ー
−AYA−
|