◆ ダイアリー ◆

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初代管理者(AYA)
(沖縄県出身。 愛知県在住の医療従事者。 祖母は沖縄に伝わるユタ。)

【現在の管理者  杏珠】
AYAの直接の恩師

現在までに数え切れない程の様々な人の人生を良き流れに導いてきた霊能者。       

初代管理者の結婚・引退に伴い、その志を受け継いだ。
今までに鑑定した現代社会における悩み、霊的な相談等を
通し学んできた「気付き」を皆様へ心を込めて書き記した日記。             


2003年10月04日(土) お礼に男の子の話をしましょう

前回の日記を見てくれて、励ましの言葉を送ってくれた皆さん!
心から、ありがとう! とってもうれしかったぁ。

お礼に、今日は私の病院に伝わる、心温まる不思議なお話をします。
小児病棟での出来事です。
何年前の事なのか、本当にあった事なのかは、わかりません。
急性リンパ芽球性白血病で入院中の男の子(4歳くらいの)のお話です。
その頃の看護婦さんはもう退職されていて、男の子の名前もわかりません。
男の子の病気は主治医が告知をしなければならないほどの危険なものです。
周りの誰もが、死を覚悟していました。
けれど、男の子は自分の事を知らないのか、いつでもニコニコと笑顔で
窓の外の鳥や雲に話しかけていたそうです。

お話の舞台は病院の屋上、看護婦さんと男の子の会話。
晴天で雲ひとつない青空の中です。二人は輪ゴムを使って遊んでいたそうです。
この看護婦さんは新人さんで、いつでもベテランの看護婦さんから
きつい言葉で、注意されていたそうです。

 看護婦さん「ねぇ。なんでいつもそうやってニコニコできるの?」
 男の子「・・・・・?」

 看護婦さん「だって、友達にも会えないし。痛いことばっかりじゃん。」

 男の子「友達はいっぱいいるもん。」
   「いたいの,がまんしたら、おかぁさんがほめてくれるもん。」

 看護婦さん「ふーん。褒めて貰いたいからがまんしてるんだぁ。」
     「じゃ、おかぁさんがいなかったら、大変だね。」
     「私もお母さんにあいたいなぁー。」

 男の子「うん。ぼく、おかぁさんもおとうさんもみんなだいすき!」
   「ぼくはおかぁさんとおとうさんのためにうまれてきたんだもん。」

 看護婦さん「えっ・・」
     「・・・・・」
     「えーっと。・・・二人の為に生きているって事?」

 男の子「うん!」
   
 看護婦さん「そっかぁ・・・・・・・・・・・」
     「・・・・・・・じゃ、私は誰の為に生きているのかなぁ・・・。」

 男の子「へぇー!・・あはは!・・おねぇちゃん!おかしぃよ!」
   
 看護婦さん「・・・・!?」

 男の子「そんなの、かんたーん!」「ぼくのためにきまってるじゃん!」

 看護婦さん「えっ!」

 男の子「あのね、おねぇちゃん。
    ぼくは、おかぁさんとおとうさんのために、
    おねぇちゃんは、ぼくのために、
    そして、だれかが、おねぇちゃんのために、
    生きてるの。」

 男の子「輪ゴムとおんなじぃ!」


どうでした?男の子の言葉の意味が皆さんに伝わりますか?
実はこの話、この後も続きがあるんですが、今日はここまでにさせて下さい。
この話、私にとっての宝物です。勿論、病院の職員にとっても!
又、今度


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