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2003年07月16日(水) |
それでもちゃんと完読(世界の中心で、愛をさけぶ) |
とても売れているらしいので、 片山恭一の『世界の中心で、愛をさけぶ』を読んでみた。 う〜〜〜〜ん。 正直言って、1ページ目で白けてしまった。 よくあるパターンの話、というのは、まあ別にいい。 けれど、すでに何冊も著書のある人が、 なんで今更こんな青臭いものを出すんだろう、と思う。 (他の作品読んでないけど。まさか、みんなこんな作風!?) 世界に浸っているのは、著者と主人公だけで、 読者は置いていかれてしまった感じがする。 確かに、言いたいこと、テーマは美しくて、 人がみな追い求める、普遍的なことなのかも、と思えるんだけどさ。
なんて、素直に感動できないのは、 わたしの心が汚れてるのかな。
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