今日初めて頭に浮かんだことがあるので、忘れないように書いておきます。 残りの人生を私と過ごしたいと言っていたけれど、ある意味どうにもならないくらいに、離れられない選択を彼は選んだのかもしれない。 もちろん私はこれから誰かと出会うかもしれない。 彼はこの世にはいない。 でも、普通に別れてしまった場合以上に、私には忘れられない人になっている。 生き別れだとしても忘れることなどできるはずはないけれど、痛みも苦しみも幸せな想い出も、こうなってはもう私の一部になって、無くなることはないだろうから。 そういう考え方もあるんだな、とふと思ったのでした。 それでも一緒にいると言う未来が、私は欲しかったのです。 二人でお茶を縁側で飲むという未来が。 千の風なんて嫌いです。
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