今月一杯ニート生活なのをいいことに、大掃除をしています。 結構細々したものが多い生活をしていましたが、今回は引っ越しが出来るくらいに色々捨てています。 家具の配置を変えたり、新しい棚を買ったり。絨毯をはがしたり。 仕事で着ていたような服も、今後は着ないだろうからと大幅に処分しました。 本もだいぶ間引きました。 一ヶ月近くかけてちまちまとやっていたので、かなりいい感じに片付いてきつつあり、満足しています。 あとすこし。 そこで、問題は彼の遺品。 遺品や、もらったプレゼント、思い出の品などの小さなものはそのまま棚に並べていたのを、ガラス扉付きの小さな飾り棚を買って綺麗にしまいました。 これでホコリを気にしなくてすむでしょう。 大きい写真がないから、写真を飾るかわりにしているのですが、棚の雰囲気からまるで神棚のようになっているのが少し可笑しいです。 CDや本もあります。 普通に自分の手持ちの物と一緒にしてあります。 読んだり、聞いたり。 でもどれかはわかるから、処分することはないでしょう。 そもそも基本的に趣味が同じでしたから。 あとは洋服や、かばんが少し。 形見分けとして貰ったものや、預かっていたもの。 これを入れた棚が奥の方なのをいいことに、まだ手つかずのままです。 他の棚は片付けたけれど、そこはまだ空けられません。 引き出しひとつのなかに入れてあるだけだから、焦って片付ける必要もないのです。 洋服は、ビニールに何枚も重ねた中にいれてあるから開けてしまうと、彼の匂いが薄くなってしまいます。 まだ、開けられません。 開けるつもりがありません。 それはまだ、今ではない。 問題は、かけたままにしてある、彼の皮のジャケット。 そこのスペースに別のものを置くつもりでいるので、最終的には、どうにかしなければならないのです。 でもそれは、最後の最後。 まだズルズルと手をつけられずにいます。 なんとか、別の場所に動かすだけではなく、冬のコートをクリーニングに出すのと一緒に持って行けるように心を決めないと、と思っています。 そして次の冬には、着られるでしょうか。
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