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2005年12月11日(日) |
後世偉人と呼ばれる人は理解されない。 |
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<今日のケンシロウ>
にょろー
syggです。どうも。
レッドリボンキャンペーン2005
# “レッドリボン(赤いリボン)”は、もともとヨーロッパに古くから # 伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった # 人々への追悼の気持ちを表すものでした。 # この“レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカで # エイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。 # レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズと # ともに生きる人々を差別しないというメッセージです。
(レッドリボンキャンペーンサイトより 抜粋)
かの有名なレッドリボン軍レッド総帥は、ドラゴンボールを7つそろえた暁に
叶えてもらう願い事を「背を高くしてほしい」と述べましたが、それは実は
照れ隠しであった可能性が高いです。
だってレッドリボン軍。
エイズを知り、エイズに苦しむ人々を支援する団体に違いありません。
そんな崇高な思想を持ち、自らの財産を投げうってまで組織を立ち上げる聖人が
そんな自分勝手な訳ありません。
本当の願い事はきっと「エイズの撲滅」。
医学で対処できない事は、神頼みによって成すしかない。
だからあんなにもドラゴンボールに固執していたんだと思います。
エイズに苦しむ全ての人の為に。
なんとしてでもドラゴンボールを。
なんと感動的は話でしょうか。
しかし彼はその奥ゆかしさゆえ、部下のブラック補佐の誤解を招き、彼が放つ凶弾に倒れ
非業の死を遂げました。
人のためにと尽くして生きてきたのに、なんという報われない最期でしょう。
世の中とは理不尽なものです。人間とは恐ろしい生き物です。
そして主人公であるはずの孫悟空らは、意図せずとも知らず知らずのうちに彼を
死に追い込んでいったのです。正義って一体何だ。
そういった厳く、複雑な現実というものを、作者の鳥山明氏は伝えたかったのかもしれません。
その気持ちをもって、もう一度ドラゴンボールを読み返してみようかな、と思いましたよ。
や、やっぱめんどいからいいや。
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書いてる人:しぐ
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