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2005年09月10日(土) |
技術の進歩に憂いを馳せる。 |
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<今日のニャン様>
マクラ、ちょっと高かったかニャ
syggです。どうも。
iPod nanoが発売されました。
4GBという容量で値段は28000円弱。そして何よりその小さい形状で人々の心を
がっちりキャッチしてやみません。
冷静に考えると、1000曲も入るような容量がはたして必要なのかと考えてしまう俺は
好きな曲、聴きたい曲、覚えたい曲をヘビーローテーションで集中して聴く派です。
俺には必要ありません。
この熱狂ぶりを見ていると、皆さんもう少しよく考えた方が良いのではないかと思ってしまいます。
そういう俺は、ポータブルシリコンオーディオプレーヤーを4台も持っております。
むしろよく考えなきゃいけないのは俺だろうと。
ほんと何やってんだ俺。
やはりこの名前「iPod nano」と聞いて思い浮かぶ事は、今後ピコ、フェムト、アト、ゼクトと
進化していくのだろうかという事。
薄すぎて風にそよぎそう、と言ったら聞こえはいいが、油断すると飛ばされていきそう。
ヘリウムガスが入った風船を手放してしまって泣く子供のように、多くの大人が涙を流す
事になるのです。
薄いから折れやすく、ポケットに入れている時なんか緊張の連続。
いくら性能が良くても、ちょっと力が加わっただけで「ペキャッ」じゃあ、ねえ。
iPod yoctoとかになると、もう目には見えないんじゃないか。
重さは空気中を漂うチリと同じくらいになり、自らの皮膚と一体化させる事により
快適に使えるようになる。これぞウェアラブルオーディオプレーヤー。
っていうかいっそのこと皮膚の下に埋め込んでしまえるようになるんじゃないか。
充電や曲の取り込み等は、同じく皮膚に埋め込まれたUSBケーブルから行う。
うわあ。サイボーグっぽい。
充電が完了するまで身動きがとれない。なんだ、本格的に人型アイボみたい。
便利なんだか不便なんだかわからない状況。
そして気づくのです。「昔はよかった」、と。
後悔してからではもう遅い。
だからもう少し、よく考えたほうがいいんじゃないかと思った。
(俺が)
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書いてる人:しぐ
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