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2005年04月15日(金) |
でもすぐ慣れると思う。だから、心配するなよ。 |
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<今日のニャン様>
フロ入るニャ!(でも水こわいニャ)
syggです。どうも。
最近俺は「リハビリ」の為に、仕事後某所に通ったり通わなかったりしているのですが、
そこに設置してある公衆テレビの前で、40代後半と思われるおばちゃんが愕然とした表情で
立っていました。
目を細め、眉間にシワを寄せて、口はあんぐり。まさにこの世の終わりか、貞子に遭遇して
しまったかのような表情。あやうく俺は音速で、黄色い救急車を呼んでしまうところでした。
そのおばちゃんの目線の先にはテレビがあり、テレビ画面を見てこの表情をつくっているのが
わかりました。そしてその画面には、ドラえもんのようなものが映し出されていた訳で・・・。
いやいやおばちゃん!どんだけのぶ代ドラのファンだったんだってことですよ!
まあ待て。落ち着け。気持ちはわかる。
いくらなんでもこの変わりようはありえないレベルですよ。
でも、これを「ドラえもん」だと思うからいけないんです。
「ドラえもん以外の何か」だと思えば、何て事はない。普通の子供向けアニメですよ。
なんなら「ドラえもん2」でもいい。「ドラえもん ニュージェネレーションズ」でも。
でも「ドラえもん 居合い切り」なんかはダメです。
略すと「ドライアイ」となって、たちまち目が超シバシバしてくるからです。
とにもかくにも、その今にも首くくって死んでしまいそうな表情を浮かべたおばちゃんを励まそうと
まずは歩み寄ってみた訳ですが、おばちゃんに声をかける事はありませんでした。
何故なら俺も、そのおばちゃんと同じような表情をしていたような気がしたからです。
という事で、ほんの一瞬だけ観ましたよ。新しいドラえもん。
声が変わりすぎた訳ですから、違和感があるのは当たり前。
声優さんが悪い訳じゃないんです。制作側にも落ち度はありません。
悪いのは、順応できないこちら側にあるのです。
思えば過去、ドラえもんの声が大山のぶ代に替わった時、語尾に「なのら」を付けない
ドラえもんに違和感を覚え、テレビの前で今にも死にそうな表情を浮かべた人が居たのかなあと
考えると、感慨深いものがあります。
とりあえず俺はこれから先、この「ドラえもんのようなもの」は、「闘将!ドラえもん男」という、
ドラえもんとは別のアニメなんだと思いこみ、強く生きていくとしますよ。
ちなみにそのおばちゃんが、元々そういう顔だった、という可能性は捨て切れません。
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書いてる人:しぐ
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