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2005年02月13日(日) |
完全決着の必要性について。 |
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HDD DVDレコーダーで録画したものは、一覧がサムネイル表示されるんですけど、
気が付いたらこんなサムネイルがあってびびりました。
なんだこれは。
星野仙一の鼻でした。(鼻炎薬のCM)
syggです。どうも。
うちのレコーダーも、これを狙ってやったとしたら大したものです。
昨日テレビを観ていたら、スパイダーマンとバットマンを同じ漫画で競演させるという話があり、
その漫画のタイトル付けに関するエピソードが紹介されていました。
「スパイダーマンvsバットマン」
としてしまうと、どちらかに勝敗をつけなければならないという事で、
「スパイダーマンandバットマン」
という風につけた、との事。
いやいや!別に白黒ハッキリつけなくても!
「vs」としても、結果が引き分けで問題無い訳で。
欧米人はもうちょっと臨機応変に振る舞う事を覚えた方が良いですよ!
その辺り、日本は違いますよ!
「vs」モノに、堂々と引き分け決着を導入しています。
たとえば
高橋名人vs毛利名人
往年の二大ファミコン名人の対決を描いた映画ですが、結果を言ってしまうと
見事なまでに引き分け。勝敗などつけず、両者共に素晴らしい!二人に拍手!という
何とも爽やかな形で終わります。
5ラウンドのうち、ラウンド奪取数は3−2で毛利名人の勝利。
ただし全ラウンドの合計得点は高橋名人の勝利というとって付けたような理由で
引き分け、という結果になりました。
最終ラウンド終了直後の両者の表情にも表れていますが、明らかに高橋名人は
負けを自覚しています。ていうか「だめだー」とか口走っちゃってるし!
やったぞー!(毛利名人)
だめだー!(高橋名人)
そんな会場の子供達もが高橋名人の負けを確信した対決でしたが、結果は上記のような理由で
両者引き分け。高橋名人の面目は保たれた訳です。
この辺が日本の素晴らしい所なんでしょうか。
それとも初めから仕組まれていた事なんでしょうか。
だったら「高橋名人vs毛利名人」なんていうタイトルは付けないで、
「高橋名人and毛利名人」とかって付ければよかったんですよってあれ?
…なんだか話が堂堂巡りの様相を呈して参りましたので、
この話はなかった事にしたいと思います。
ぶっちゃけこの勝負、高橋名人の負けでよかったと思うんですよ。
服のセンスとか。
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書いてる人:しぐ
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