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2005年07月24日(日)_
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コンパクトドライブ化ラン

今日は走り屋さんと一緒に風張林道を含めた山岳コースを走りに行こうと思っていた。しかし予報では微妙な天気。ちょっとくらい降られてもいいからとにかく走るぞ!! と気合いを入れていつもより早めに起きる。
9時にR16の相模原駅付近に集合のため、8時過ぎに家を出る。今にも泣き出しそうな雲が空一面に広がっていた。そして出発した瞬間にポツポツと降り出した。でも我慢できる程度の小雨なので、そのまま走り出す。
R467から県道56号へ。少しずつ雨脚が強くなってくる。でもまだ小雨の範囲。この天気と雨のおかげで、この時期にしては涼しい。R16に入ると交通量も増えてくる。路面が濡れているので車や路面に気を遣う。自然とスピードも落ちてくる。
雨はどんどん強くなり、普通に降ってきた。なんだかやばそうだ。天気予報では6時から9時までが傘マーク、それ以降は曇りマークだったので、そのうち止むだろうと期待しつつ、雨に耐えながら走り続けた。
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予想以上に時間がかかり、相模大野の辺りで集合時間になってしまった。止まって携帯を確認すると走り屋さんからの不在着信が。その場で電話をかけてみる。走り屋さんは出発しようとしたら雨だったので走る気があまりなさそうに感じた。走り屋さんの声が小さいのと周りがうるさいのとで、走り屋さんの声が全然聞こえない。横道に入って電話をかけ直すことにした。
マンションの駐車場入口で雨宿りしながら走り屋さんにかけ直す。雨脚が強くなってきた。おれは雨でも山の方へ走りに行くつもりだったが、走り屋さんはあまり体調がよくないそうで、雨もあるし山は避けたいとのこと。
この雨では山の方は下りなどが危険だし、おれとしてもとにかく走れればいいので、コースを変更することに。とりあえず当初の集合場所に走り屋さんに迎えに来てもらい、雨が止むまで走り屋さん宅にて休むことにした。
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雨のR16は最悪だった。びしょ濡れになりながら、車におびえながら走って行った。ようやく集合場所に到着。走り屋さん宅へ移動した。走り屋さん宅に着いたとたんに雨が止む。またいつ降り出すかわからないので、とりあえず家におじゃました。
ファンライドのDVDで”Mt.富士ヒルクライム”の映像を見た後、コースを考えた。三浦半島の方へ行こうということになり、コースは大和まで南下して、R16〜環状2号〜磯子〜R16〜R134〜江ノ島という感じで三浦半島を時計回りに走ることにした。
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走り屋さん宅を出ると、雨はすっかり止んでいた。まずは走り屋さん先頭でR16を南下。さっきまで苦労して走ってきたR16を引き返す。走り屋さんは調子がよくないと言っていた割にはかなり快調に飛ばしている。40km/h近いペースでガンガン引いていた。
道路に水が溜まっているところは、あまり近づくと走り屋さんの後輪から泥水のシャワーを浴びせられるので、ちょっと離れて走る。割と新しめの路面は水が路面に溜まらないで染みこむようになっているので、雨上がりでも走りやすい。
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R16から県道56号、そして再びR16へ。この区間は数年ぶりに走るので懐かしい(走りにくいし交通量も多いので、好んで通る道ではない)。今回はこれが最短ルートなのでそのまま走る。それにしても走り屋さんはかなり飛ばしている。無理に速度を合わせると余計に疲労するので少し抑えていたが、信号ストップがなかったら千切れていただろう。
中原街道と交差してからは大学時代の通学路であり、夜ランのコースでもあるお馴染みの道。しかし最後に夜ランをしたのが5ヶ月前なので、かなり久しぶりに通る。いつの間にか道が改良されていたり、コンビニができていたりと、道の景色が変わっていた。
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環状2号の入口にやってくると、階段を上って歩道を走って行く。この道は新しめの道で、長い区間、しっかりとした歩道が続いている。それまでガンガン飛ばしてきたので、ゆっくりと併走しながら夏休みのツーリングの事など色々話をした。
少し走った先のコンビニで最初の休憩。空は曇っているけど、だいぶ明るくなってきて、急に湿気と気温が上がり、夏っぽくなってきた。軽くエネルギー補給をして、出発。
広い歩道があるところはまったりと走っていたが、歩道が途切れ途切れになってくると車道へ。この道は路肩が十分あり、片側2車線なので走りやすい。おれが先頭で走って行った。
環状2号は微妙なアップダウンを繰り返す。なぜか信号にことごとく引っかかり、せっかく上っても下りで信号につかまってもどかしい。屏風ヶ浦に出ると、R16を突っ切って産業道路、新杉田を過ぎてR16へ。
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R16を南下する。相変わらず交通量が多いが、いつもよりは走りやすかった。トンネルや微妙なアップダウンが連続していて、けっこう長い距離先頭を走り続けていたので、疲れてきた。一人だったら、途中どこかで休憩していただろう。
横須賀からは、よこすか海岸通りで少し迂回。信号が少なく、交通量も減って走りやすい。海に近くなり、潮の匂いがしてきた。この匂いをかぐと海にやってきたなぁと思う。
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R16に復帰するとすぐ、交差点を曲がってR134へ。ここで古そうなTREKのロードに乗ったおじさんがいた。最初はおれらの後ろに付いていたようだが、ペースが会わなかったのか、途中から猛烈にスピードを上げて先に行ってしまった。
そろそろ前を引くのが限界になってきたので、走り屋さんと先頭を交代してもらう。疲れた足でも楽にスピードが出せる。やはり人の後ろを走るのは楽だ。空気抵抗の大きさを実感する。
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走り屋さんは夫婦橋でR134へ曲がろうとしていたので、直進するよう勧める。この先のペリー通りや北下浦海岸通りは走りやすく景色もいいので、ちょっとしたお気に入り。
ペリー通りで久里浜港沿いに出ると、海岸で女性の集団が何かの踊りをしていた。ちょうど一斉に両手を上げていたところで、何やら怪しい踊りに見えた(通り過ぎる一瞬しか見ていない)。走り屋さんと2人で「あれは一体何だったんだろうか…」と走りながら笑う。
フェリー乗り場を過ぎ、北下浦海岸通りに出ると、左手に海が広がる。晴れていれば最高に眺めがいいのだが、今日はあいにくの曇り空。以前忍者麺と一緒に来たときも曇りだった。おれが以前見た素晴らしい眺めを、他の人にも見てもらいたいのだが、なかなかうまくいかないようだ。
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野比から再びR134。少し走ったところのセブンで休憩。このセブンはおれが大学1年のときの引継ラン(野比〜江ノ島)の際、最初に休憩したコンビニだ。5年以上ぶり。とても懐かしい。正面には海が見え、休憩するのも気持ちいい。
環状2号〜R134まで先頭を、(自分としては)ちょっとオーバーペースで走り続けていたツケが回ってきて、後ろを走っていてもかなりきつくなってきた。走り屋さんのペースが速いというのもあるが、疲労が抜けない感じだ。
海岸沿いから内陸に入ると上りがあるが、そこで走り屋さんはグイグイ上っていってしまった。おれは軽いギアでマイペースで走って行く。ここで無理して付いていくと後で絶対脚が動かなくなってしまう。
坂を上りきると、走り屋さんは遙か彼方。信号でようやく追いつく。「(遅かったけど)何かあった?」と聞かれた。普通にきつかったっす。おれが疲れているのもあるが、走り屋さんの調子はかなり良さそうだ。最近走りまくっているので、以前の強さを取り戻しているのでは。
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交差点では反対側にローディ3人も信号待ち。すれ違い際に軽く挨拶。今日はサイクリストをよく見かける。もっと普及してもらいたいが、今の日本の道路事情を考えるとヨーロッパのように普及するのは難しい。
しばらく下り基調。渋滞の横を下って行く。しばらく走るとまたちょっとした丘越え。また走り屋さんから千切れそうになるが、今度は必死に食らい付いていった。上りきった後、おれはかなり疲れていたが走り屋さんは余裕に見えた。
その後、西海岸通りを快調に飛ばし、葉山御用邸の交差点を直進。R134へ行くと思っていたが、走り屋さんは海沿いの道を選んだようだ。そこから一気に道幅が狭くなり、車の渋滞。この道幅では横抜けもできない。車と一緒に詰まっていた。
さらにバスが登場し、走り屋さんはなんとか抜けたがおれはバスの後ろに付いていくしかなかった。バスは狭い道を進むのに時間がかかり、ほとんど前に進まなかった。
しばらくバスの後ろからちんたら進んでいると、走り屋さんが橋の上で待っていた。合流すると、自然と先頭を交代してそのまま走り始める。バスが乗客を乗せる隙をついて一気に抜き、車の空いた道をガンガン飛ばしR134へ合流した。
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R134で再び海岸沿いの道に。海の家が建ち並び、日焼けした人々がワイワイ楽しんでいた。こういう風景を見ると、夏だなぁと感じる。脚はかなり疲労していたが、出せるだけの力で先頭を走り続けた。境川CRになったらマッタリ走れる。江ノ島まで脚が保てばいいと思った。
鎌倉を過ぎ、七里ヶ浜の景色を横目で楽しみつつ、海岸沿いを走って行く。江ノ島手前から内陸に入り、R467へ。市街地を抜け、藤沢橋から境川CRへ。ようやく脚を休めることができる。
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それまでいっぱいいっぱいで走っていたので、境川CRではまったりと併走して(もちろん、人がいたら1列になって避ける)おしゃべりしながら走って行った。いつもはこのCRを一人で黙々と走っているので、なんだか新鮮だ。
境川CRでは道の両側の草が生い茂って人がすれ違うのも困難になっている区間もあった。夏になるとこういった風景がおもしろい。その先で草がきれいに刈られていた。走りやすくていいような、ちょっと寂しいような…。
いずみ野線の高架手前辺りで、ラジコンヘリを使って畑に農薬(?)を散布していたのには驚いた。農業の一環として薬を撒いているのだろうが、おじさんはヘリの操縦も楽しんでいるように見えた。
さらにその奥には、何やらBMXかMTB系のダート練習場があるようで、ジャンプしているライダーの姿が。こんな近くにそんな練習場所があったとは。いつも走っている道でも、時間帯によって色々な発見があるなぁ。
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中原街道にぶつかってからは、中原街道を三ツ境方面へ。脚が売り切れているので、微妙な上りがだるい。2つ目の上りは手前の下りの勢いを利用して一気にダンシングで上りきった。
サガサイに到着すると、前日に取り置きしておいたパーツに交換してもらう。78デュラのクランクセット+BBをエミネンザのカーボンコンパクトクランク+9速アルテBBに交換してもらった。
作業はよく話す店員さんにやってもらった。78デュラのBBが固くて外すのに苦労していた。S720iのケイデンスセンサーのマグネットを新しいクランクに取り付ける際、溝があってうまくつかなかったが、ゴムを挟む工夫をしてうまく取り付けてくれた。これくらいは後で自分でやることになると思っていたので、嬉しかった。
他の客の接客などもあってちょっと時間がかかったが、無事に交換・調整完了。ついに念願のコンパクトドライブ化。これで荷物付きでも坂が楽に上れる……予定。
走り屋さんはサガサイに来る前はLOOKのエルゴポストを買いたいと言っていて、店内ではLOOKのステムを発見して「これも買いたいんだよなぁ」と言っていたが、今回は我慢するとのこと。かなり「買わないと!!」と誘惑してみたが動じなかった…。
店を出ると薄暗くなり始めていた。まずはR467まで走り屋さんと一緒に走る。コンパクト化して、後ろのギアが1〜2枚くらい軽くなった感覚。今のスプロケで山も楽に走れるし、11-23Tを付ければ平地からある程度の坂までクロスしたギアで走ることができる。とにかく、坂を上るのが楽しみだ。
18:32帰宅。冬なら17時でも真っ暗だが、夏はまだうっすら明るい。日が長い時期にたくさん走っておきたいところだ。今日はルートを変更して海沿いを走ったが、終わってみれば148kmと、それなりに走った。坂は少なかったが巡航速度が高めできつかった。けど、走り応えがあったし、いいトレーニングにもなっただろう。
走行日:2005/07/24 出発:8:26 帰宅:18:32 走行距離:148.4km 走行時間:6h 05m 02s 平均速度:24.6km/h 最高速度:57.0km/h 上昇距離:645m 心拍数(平均/最高):137bpm/179bpm 平均ケイデンス:96rpm 温度(最低/平均/最高):22℃/25℃/32℃ 積算距離:11216km(ロード) カロリー消費量:1883kcal
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