ぶらんこ
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2004年08月18日(水) |
user unset |
台風の影響で飛行機が飛ぶかどうか、かなり怪しい。 しかもプロペラ機だ。 それでも、定刻より30分ほど遅れはしたものの、搭乗口へと誘導された。 その後しばらく待たされ、ようやく「搭乗してください」というアナウンスが流れた。 と、そのとき電話が鳴った。
空港まで送ってくれた姉からだろうと思って慌てて出たが、同時に「user unset」という文字が見えた。 あれ?と、思いつつ返事をする。 すると、聞き慣れない男の人の声が「わかる?」と言う。 島口じゃない。東京弁。たぶん。
わからん、と答えるのに、その人は悠長に「え?わからない?」と笑っている。 失礼かな、と思いながらも、誰だれだれ?と聞きまくる。 もう飛行機に乗らなくちゃいけない時間だし。
そのことを口にしかけたが、なんとなく不審に思い「誰にかけてるんですか?」と聞いてみた。 するとその男、「ん〜。誰だろう・・・」とのたまう。 そして 「あのさー 寂しかったからさー 適当にまわしてかけてみたんだよね」
「あっ そっ!」
わたしはそう言って電話を切り、そのまま電源も切った。
嫌だいやだ、気持ち悪い。
サミシイなんて言うな。 サミシイなんて口にするな。 user unsetにしといて、そんなこと言うなんて、卑劣だ。
サミシイなんて言葉、知らん人に言うな。 サミシイなんて気持ち、自分でなんとかしろっ!
怒りまくり、その後なぜか、自己嫌悪。。。
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