暖かな陽射しが確か あった日だと思うけれど 不確かな記憶は更に流されて 上手く繋がらない
掛ける言葉すらなくて 声になる音すら出てこず ただもう、後すら追えないのだと ふと気づくのです
幾重にも隠すように包んだ記憶は その侭 貴方への想いまで綴じて、何処か
日を追うごとに薄れていく影 笑い方すら忘れてく
あの日の貴方を置いたままで こんなに、遠く
優しい声、甘やかな指先 何もかもを置き去りに 貴方を追いかけすら出来ずに ここまで来た
愛しい人、 今の私を見て どうか、笑ってくれるでしょうか 貴方の全てを置き去りにして 幸せになった私を
あの、晴れた日に全てを
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