限定鼓動

2004年04月22日(木) 未遂

もうどうでもいい。
それを云ったら怒るけど、そんな風に思わせてるのはじゃぁ誰よ。
全部が全部アンタらの所為だなんて云うつもりは無いけどね
少しは知っておいて。

右利きのくせに右手首を切る私は、少し変わり者で
躊躇う加減が上手く利かない左手は、ナイフを握るのに丁度良く。
静脈1本切ったくらいで、死ねないことくらいの知識はあるけど
それでも何かをしなければ、息が詰まりそうで
右手首と左腕と左手の付け根を、すべて血管狙いで切りました。
自殺未遂の未遂…程度?
流れる血をその侭に、ぼーっと見つめてました。
まぁその間色々あって。
放心状態と貧血で歩けない私は、父親に背負われて夜間の救急へ連れていかれました。
気付いて走ってきてくれた連れも付き添いで。
ずいぶんな迷惑を掛けました。
計47針だったようです。薬はもちろん吐きました。まだ胃の中に残ってそうな感覚です。
飲んだってことを云わなかったので、ただのショック状態だと判断され
胃洗浄は免れました。
だって、胃洗浄するくらいなら死んだ方がマシ、なんて訳わからん記述を見かけるくらい
相当なもんなんでしょう?

治まってた死にたい願望は、完全復活です。
家族会議なんかクソくらえ状態です。何回話したと思ってんねん。
左手は何処か筋をやったらしく、動かすと骨に響くように鋭く痛みます。
両手がやられると、何もかも不便ですね。
とかく、早いトコ死んでしまいたいです。
けれど
田舎な此処は、案外飛び降りるに相応しい場所は少なく、川は浅瀬が多い。
薬がいちばん楽な気がするのですが、強いのは余り持っていないので。
なんて理由を付けながら、どうせ生きていくのでしょう。
私は死ぬ勇気なんてないんだ、きっと。

あぁ、ただ、人を助ける為の授業を受けながら、死ぬ方法を考えてるなんて、何て不毛なんでしょう。
20歳まで数ヶ月。10代のうちに死ねたら、どんなに楽かしら。


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陽 [MAIL]