切り刻んだ腕は幾つも傷が交差してきっと 貴方はまた眼を伏せてしまうんでしょうどんなに深く 傷つけてもどんなに鋭い ナイフで在っても悲鳴の様な此の痛みに勝るものなど無かったのにそれなのに貴方の 其の優しい眼が私の為に濡れてしまうことだけは酷く 痛い