way out ...

あな
ひとりの女の子がいました
とっても小さな女の子

少女はひとりぼっちでした
ずーっと ずーっと
たとえ 周りに人がいたって
少女の心はひとりぼっち


でもあるとき
少女には心を許せる友人ができました
本当にちょっとした出来事
それでも少女には大きな出来事

とっても2人は仲良しで
何でもわかりあえると思っていました


少なくとも 少女は


でもあるとき
その友人は 少女から離れていきました
本当にちょっとした出来事
それでも少女には大きな出来事

あんなに2人は仲良しだったのに
もう二度と会うことは無いでしょう


少女の心には ぽっかりと
大きな穴があきました
周りにあったいろんなもので
一生懸命埋めました

一度あいた穴は もう二度と埋まらないのに

いつもは気付かなくたって
上を歩けば気付く穴


少女は今でもひとりぼっち
ずーっと ずーっと
たとえ 周りに人がいたって
少女の心はひとりぼっち

2005年07月08日(金)



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