一昨日、夜勤に入ると...

うわ.. 点滴の準備が一杯だ！＾＾；
近くに居た日勤のＴさんに 「点滴、急に増えたんですね...＾＾；」って話しかけると。

「今夜大変ね、頑張って！！点滴を管理するだけでも 一人じゃ大変よね〜〜＾＾；」
って返事を返してくれた。

「でも... ごめんね、私が悪いのよ...。」

と続いた言葉に「どーしてですか？！」と聞き返したら

「私の夜勤の時、この方と この方が急に具合が悪くなって...」

夜勤で二人も！？ Σ（￣ ￣；

「それは、大変でしたね... 」

「今、状態は落ち着いているけれど、点滴になって...
もぉ...私の時に二人も... 深夜と朝方... 夜勤の自信なくなっちゃったわ...」

彼女は私より年上の方でほんと頑張っている。
でも、その言っている事の気持ちは分かる気がした。
自分がもっと患者様の状態を観察して看ていれば、事前にドクターに報告して...

それは勿論とても大事な事だけれど...
しかし夜勤は一人で50人近くを受け持っているのです。
まして 21時には消灯時間になります。

要注意患者様は、時間に関係なく様子が分かるように薄明るい病室だけど
状態が落ち着いて居られる患者様の部屋は真っ暗なので懐中電灯で巡回する。

眠っている患者様の布団を捲って、お腹のファスナーを開いて身体の中を隅々まで調べて...
な〜んて事が出来れば... ねぇ。（笑）
ぬいぐるみなら... ねぇ。＾＾；

私の勤務している病院の入院患者様はお年寄りが多く...
ターミナルケアの患者様がほとんどです。

痛いとか苦しいとか、言葉に出して言えない方が全体の70％程を占めています。
なので、私たちがそれを少しでも早く見つけてあげなければなりません...
だから彼女が言った意味が良く分かる。



でも...。

「そんなことないですよ、患者様の急変はＴさんのせいじゃない... 私なんて、
パートの夜勤の身で、ほんとギリギでやってるのに...
こんなにずーずしく仕事に来てます。（笑）」

そう言ったらＴさんが思わず笑ってくれた。
なぜ笑ってくれたのか、私にはそれが分かったので嬉しかった。


私が今の本院勤務になって、本院勤務の仕事の大変さに自信を無くして
たまにしか来ないので同僚ともなかなか馴染めずに居た時に...

Ｔさんが今私が言った同じ様な事を私に言ってくれたのです。
自分より年上のTさんが私を励ましてくれた...
あの時の自分にはその励ましが凄く心に沁みて頑張って踏ん張れた。

その位の余裕をもってね！って意味だなと...
言って貰った言葉のの意味を思った時から、余計な焦りが無くなってきて...。


夜勤って、時間に追われるのでほんと焦るんですよね...
時間にやらなければならない仕事があり、患者様はいつ急変をするか分からない。
その時に何を優先するか... 一人のときは一人でしか出来ないので、
それをすばやく決めること、それが一番の仕事かも...。

最近の自分は仕事中に、焦るな 焦るな 仕事を残しても 大事な見落としが無いように
絶対に 間違いをしないように..

そう言い聞かせながら動いてます。
そーだ、これもＴさんから貰ったアドバイスでした。


「ねぇ、あなた 本院に来て良かったね。＾＾」

Ｔさんは、そう 一言を付け足してもくれて...

「うん、そーですね。＾＾」

そう返事をした後の 一昨日の夜勤は...
なんだかちょっとやる気が沸いたのでした。


(*´艸｀*)






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2009年07月13日(月)
極上のビタミン剤です♪

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